新規事業の立ち上げは、アイデアの創出から市場調査、システム開発、そして収益化まで、多岐にわたる専門知識とノウハウが求められます。自社だけでゼロから推進しようとすると、リソース不足や方向性のブレ、開発の失敗といったリスクにさらされることも少なくありません。そのため、近年では新規事業コンサルから開発まで一気通貫で支援してくれる外部パートナーを活用する企業が増えています。
この記事では、新規事業コンサルを提供している開発会社・ベンダーの中から特におすすめの6社を厳選してご紹介します。各社の特徴や強み・実績はもちろん、発注前に確認すべきポイントや失敗しない選び方まで詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
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・新規事業コンサルの完全ガイド
新規事業コンサルにおけるパートナー選びの重要性

新規事業は、アイデアを立案して終わりではありません。市場調査・仮説検証・プロダクト開発・収益化という複雑なプロセスを走り抜ける必要があり、各フェーズで専門的な知識と実行力が求められます。適切なパートナーを選ぶかどうかは、事業の成否を左右する最重要の判断のひとつです。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
新規事業の失敗原因として多く挙げられるのが、「コンサルは戦略を立ててくれたが、実行フェーズで開発会社が別になりコミュニケーションが分断された」というケースです。戦略立案と開発・実装を別々のベンダーに任せると、仕様の齟齬や責任の所在があいまいになりがちです。一気通貫で支援できるパートナーを選べば、このようなリスクを大幅に低減できます。また、新規事業は市場の反応を見ながら素早くピボット(方向転換)することも多いため、柔軟に対応できる体制を持つ会社かどうかも重要な選定基準となります。
発注前に確認すべきポイント
パートナー探しを始める前に、まず自社がどのフェーズで支援を必要としているかを明確にすることが大切です。アイデア創出から支援してほしいのか、それとも要件定義が済んでいるので開発だけ依頼したいのか、によって選ぶべき会社のタイプが変わります。また、予算規模・スケジュール感・社内のIT知識レベルといった条件も整理しておきましょう。これらを事前に把握したうえで複数社に問い合わせ、提案内容を比較検討することが、失敗しない発注への近道です。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、ラクスル株式会社・LINEヤフー株式会社・株式会社ビズリーチといった著名なIT事業会社出身のプロフェッショナルが在籍している点です。「Impact-Driven型支援」と呼ぶアプローチのもと、単なるシステム納品ではなくビジネス成果の達成を目指した伴走型支援を行います。また、自社開発の標準機能テンプレート「Boxシリーズ」を活用することで、高品質・低コスト・短納期での開発を実現しています。アイデアの創出やビジネスモデルの考案といった最上流の戦略立案フェーズから参画できる点も、他社との大きな差別化ポイントです。
得意領域・実績
これまでに30社超のプロダクト開発を支援してきており、支援案件の8〜9割がSaaS領域に関するものです。データ分析・営業管理・建設管理・AIチャットボットといったSaaS開発から、広告配信・教育・ゲームなどのWebサービス、献立アプリ・ゲームアプリなどのスマホアプリ、物流系WMS/OMS・スケジュール管理・顧客管理などの業務システムまで、幅広いドメインでの実績があります。新規事業の立ち上げだけでなく、既存業務のDX推進においても豊富なノウハウを持っています。
株式会社Sun Asterisk|ビジネス・テクノロジー・クリエイティブの三位一体支援

株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)は、東京都千代田区に本社を置くデジタルクリエイティブスタジオです。新規事業の立ち上げから既存事業のDX推進までを包括的に支援する「事業共創パートナー」として、上場企業から成長スタートアップまで幅広いクライアントをサポートしています。日本・ベトナム・フィリピン・カンボジアの4カ国6都市に拠点を持ち、1,500名以上のエンジニア・クリエイターが在籍する大規模な体制が特徴です。
特徴と強み
Sun Asteriskの強みは、ビジネス設計(Business)・UI/UXデザイン(Technology)・エンジニアリング(Creative)を三位一体で提供する「BTC連携」のアプローチにあります。単なる受託開発にとどまらず、事業コンセプトの設計段階から関与し、プロダクトの成功にコミットする姿勢が高く評価されています。アジアに広がる開発拠点を活かしたコスト最適化と品質管理も大きな魅力であり、スタートアップの資金が限られた段階でも継続的な開発支援を受けられる点が特徴です。
得意領域・実績
Webアプリ・スマートフォンアプリ・SaaSプロダクトの開発支援を中心に、フィンテック・ヘルスケア・EdTech・製造業DXなど多様な業界での支援実績を持ちます。新規事業の立ち上げ期における市場調査や事業モデルの検証(PoC)から、スケールアップに向けた大規模開発まで一貫して対応できる点が強みです。東証グロース市場に上場しており、財務的な安定性と透明性も担保されています。
株式会社Goodpatch|デザイン思考で事業課題を解決する伴走型パートナー

株式会社Goodpatch(グッドパッチ)は、「デザインの力でビジネスを前進させる」をミッションに掲げる日本を代表するUIUX専門のデザイン会社です。デザイン会社でありながらも、事業戦略の整理や課題構造の因果関係を丁寧に紐解く能力が高く、「デザイン会社なのにコンサルタントのようだ」という評価を多くのクライアントから受けています。東証グロース市場への上場企業としての信頼性も備えています。
特徴と強み
Goodpatchの最大の強みは、ユーザー視点に立ったデザイン思考を新規事業開発プロセスに組み込む能力です。ユーザーインタビューやプロトタイプ検証を繰り返しながら事業仮説をブラッシュアップする手法は、市場適合(PMF)の達成を加速させます。社内資料・ヒアリング内容の整理力が高く、ステークホルダーへの説明資料やプロダクトロードマップの策定においても高い評価を受けています。特にBtoCプロダクトやサービスの新規立ち上げにおける支援を得意としています。
得意領域・実績
金融・医療・流通・メディアなど幅広い業界における新規デジタルサービスの立ち上げ支援を手がけており、特にスマートフォンアプリやWebサービスのUI/UX設計で多数の実績を持ちます。デザインリサーチから事業戦略策定、プロトタイプ開発、そして本開発の実装支援まで一貫して対応できる体制を持っています。新規事業の方向性が固まっていない段階でも、デザイン思考を活用した探索型アプローチで事業機会を発掘する支援が可能です。
株式会社才流|実証されたメソッドで新規事業のPMFを加速

株式会社才流(サイル)は、「メソッドで世界を変える」を掲げる国内屈指のマーケティング・新規事業コンサルティング会社です。幅広い業界での豊富な支援実績をもとに成果が実証されたメソッドを体系化しており、年間100件以上の支援実績があります。IT・Web業界から金融・人材・コンサルティング・製造業まで、多岐にわたるセクターの企業への支援で高い評価を受けています。
特徴と強み
才流の支援の核となるのが、独自開発した「メソッド」です。市場調査・仮説検証・初期フェーズの顧客開拓からPMF(プロダクトマーケットフィット)の達成に至るまで、各プロセスで再現性の高いメソッドを適用することで、コンサルタント個人の能力に依存しない安定した支援品質を実現しています。コンサルタントが実行・効果測定・改善のPDCAサイクルに伴走し、必要に応じてパートナー企業の紹介も行うなど、支援の「広さ」と「深さ」を両立しています。
得意領域・実績
トヨタ自動車の新規事業テストマーケティング支援や、三井住友銀行の法人向け新サービス「Trunk」の立ち上げ、三井不動産の新規事業「&BIZ community」における仮説検証とPMFへの道筋構築など、誰もが知る大手企業の新規事業を多数支援してきた実績があります。特にBtoBの新規事業立ち上げにおいて卓越した支援実績を誇り、初期顧客獲得からスケールアップまでの営業・マーケティング体制構築を得意としています。
株式会社Pro-D-use|中小・ベンチャー特化の徹底した現場伴走型コンサル

株式会社Pro-D-use(プロディーユース)は、中小企業・ベンチャー企業への経営コンサルティングに特化した会社です。従業員数3〜200名程度の企業を主な対象とし、IT・Webサービス・飲食・小売・製造・不動産など多業種にわたる新規事業支援の実績を持ちます。外部の経営幹部チームとして機能する現場密着型の支援スタイルが、多くの中小企業経営者から高い支持を得ています。
特徴と強み
Pro-D-useの最大の特徴は、テンプレートを使わない完全オーダーメイド型の支援スタイルです。コンサルタントがクライアントの名刺を持って現場に入り込み、経営者の「右腕」として戦略設計から実行フェーズまで一貫して伴走します。コンサルタントの採用率が5%未満と非常に厳格で、平均8か月以上のトレーニング期間を経た精鋭のコンサルタントのみが支援を担当します。初回は最大3回の無料経営相談と3か月間のトライアル契約から始められるため、相性を確認してから本格的に依頼できる安心感があります。
得意領域・実績
新規事業の設計から収益化まで一気通貫のフルサポートを提供しており、IT・Webサービス分野における新規プロダクト立ち上げのほか、既存事業の新しいチャネル開拓や製造業のサービス化(サービタイゼーション)支援なども手がけています。大企業向けコンサルでは対応が難しい小規模案件にも柔軟に対応できる点が中小企業から歓迎されており、事業フェーズを問わず機動的な支援が可能です。
株式会社アガルート|専門家ネットワークを活かした多業界対応の新規事業支援

株式会社アガルートは、資格予備校・教育ビジネスを主力に成長してきた企業ですが、法人向けの企業研修・新規事業コンサルティング分野においても実績を積み上げています。弁護士・社労士・中小企業診断士・公認会計士など多様な専門家ネットワークを持ち、法務・労務・財務・マーケティングなど新規事業に必要な幅広い専門領域を一元的にカバーできる体制が整っています。
特徴と強み
アガルートの強みは、新規事業立ち上げに伴う法的リスクや規制対応、労務設計まで含めたトータルサポートができる点にあります。新規事業では事業計画・資金調達・契約書の整備・従業員の採用と育成など、経営全般にわたる課題が同時多発的に発生しますが、アガルートはそれらを専門家チームで包括的に対応できる体制を持っています。また、企業研修サービスとの連携により、新規事業を推進する社内人材の育成支援も同時に行えることが特徴です。
得意領域・実績
教育・資格・専門職関連の新規事業はもちろん、製造業・建設業・不動産・医療・介護などの伝統的産業がデジタルサービスに参入する際の支援にも強みを持ちます。新規事業に伴うコンプライアンス対応や許認可取得のサポート、知的財産の保護戦略など、他のコンサル会社では対応が難しい専門領域においても一元的に対応できる点が差別化ポイントとなっています。
新規事業コンサルパートナー選びの3つのポイント

6社をご紹介しましたが、どの会社が自社に最適かを見極めるためには、いくつかの重要な視点から各社を評価することが大切です。ここでは特に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
実績と経験の確認方法
まず確認すべきは、自社と同業界・同規模・同フェーズの企業への支援実績があるかどうかです。新規事業支援の難しさのひとつは、業界ごとの商慣習や規制・競合構造が大きく異なる点にあります。支援実績の業界や事業タイプが自社のケースと近いほど、より的確なアドバイスと実行支援が期待できます。会社のWebサイトに掲載されている事例を確認するとともに、初回相談の場で「類似案件の実績を教えてほしい」と直接質問することをお勧めします。
技術力と専門性の評価
新規事業コンサルを提供する会社の中には、戦略立案に強みを持つが開発は別の会社に外注しているケースも少なくありません。コンサルと開発が分離していると、要件定義の内容が開発会社に正確に伝わらなかったり、追加費用が発生したりするリスクがあります。一気通貫で対応できる会社かどうかを確認するには、「実際に開発を担当するエンジニアはどのような人たちか」「技術スタックや開発体制について教えてほしい」といった具体的な質問をすることが有効です。また、開発手法(アジャイル開発か、ウォーターフォールか)や品質管理体制についても事前に確認しておくと安心です。
プロジェクト管理体制の確認
新規事業は市場の反応によって方向性が変わることも多く、柔軟かつスピーディーな意思決定が求められます。プロジェクト管理体制として、担当するコンサルタント・PM(プロジェクトマネジャー)のスキルと経験、週次・月次でのレポートや報告体制、トラブル発生時のエスカレーション経路、そして契約終了後の引き継ぎと社内定着支援の有無を確認しましょう。特に内製化移行フェーズのサポートが充実している会社を選ぶことで、コンサル依存からの脱却を円滑に進めることができます。また、費用については初期費用のみならず月次の継続費用や成果連動型報酬の有無なども含めて複数社で比較することをお勧めします。
まとめ

この記事では、新規事業コンサルでおすすめの開発会社・ベンダー6社として、株式会社ripla・株式会社Sun Asterisk・株式会社Goodpatch・株式会社才流・株式会社Pro-D-use・株式会社アガルートをご紹介しました。各社はそれぞれ異なる強みと対象とする事業フェーズを持っており、自社の状況に合ったパートナー選びが成否を大きく左右します。
コンサルから開発まで一気通貫で対応できるパートナーを探しているのであれば、IT事業会社出身の精鋭が揃い豊富なSaaS・プロダクト開発実績を持つriplaへの相談を第一の選択肢として検討することをお勧めします。まずは無料相談から気軽にお問い合わせください。また、新規事業コンサルについてより詳しく知りたい方は、以下の完全ガイドもあわせてご覧ください。
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・新規事業コンサルの完全ガイド
株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また「Boxシリーズ」による、受発注管理・在庫管理・配送管理・業務システム・生成AI・SaaS・マッチングサイト・EC・アプリ・LINEミニアプリなどの標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」を活用することで、低コスト・短期間でのスクラッチ開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
