PLM(Product Lifecycle Management:製品ライフサイクル管理)システムの開発・導入を検討する際、最大の課題のひとつが「どのベンダー・開発会社に依頼すべきか」という点です。PLMは製品設計・製造・廃棄までを一元管理する複雑なシステムであり、CAD/ERP連携・BOM管理・変更管理など専門的な知識と実績が求められます。選定するベンダーによって開発品質・プロジェクト成否・運用後のサポート水準が大きく変わるため、パートナー選定は慎重に行う必要があります。本記事では、PLM開発の実績があるおすすめ会社6社とその特徴、選定のポイントを解説します。
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・PLM開発の完全ガイド
PLM開発パートナー選定の重要性

PLMシステムの開発は、要件定義から本番稼働まで1〜2年以上かかる大型プロジェクトになることが多く、ベンダー選定の失敗はプロジェクト全体の品質と成否を大きく左右します。技術力だけでなく、製造業の業務知識・変更管理の経験・導入後のサポート体制まで総合的に評価することが重要です。
ベンダー選定で確認すべきポイント
PLM開発ベンダーを選定する際に確認すべき主なポイントは以下のとおりです。①製造業・業種への知見:自社の業種(自動車・電機・機械など)への理解と実績があるか。②PLM製品の認定資格:Windchill・Teamcenter・ENOVIA等の製品パートナー認定を取得しているか。③CAD/ERP連携実績:自社で使用するCAD・ERPツールとの連携経験があるか。④提案力とコンサルティング能力:技術だけでなく業務改革の観点から提案できるか。⑤保守・サポート体制:稼働後の問い合わせ対応・バージョンアップ支援の体制が整っているか。これらの観点から複数社に提案依頼(RFP)を行い、比較検討することをお勧めします。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫の製造業DX支援

株式会社riplaは、IT事業会社として自社DXを推進してきた実践知を活かし、製造業向けシステム開発・PLMカスタマイズに強みを持つ開発会社です。公式サイト:https://ripla.jp
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、コンサルティングから開発・運用支援まで一気通貫で対応できる体制です。IT事業会社として自社のDXを推進してきた経験に基づき、単なるシステム構築にとどまらず、ビジネス成果の創出とシステム定着支援に強みを持ちます。製造業向けシステム開発・PLMカスタマイズの実績を持ち、業務改革の視点からPLM導入を推進するアプローチが評価されています。上流のBPR(業務プロセス改革)支援から要件定義・設計・開発・教育研修・運用支援まで、ワンストップで依頼できる点が大きな安心感につながります。
実績・事例
製造業向けシステム開発において、PLMと既存ERP・CADシステムとの連携構築を複数案件で手がけています。BOM管理の刷新・変更管理フローのデジタル化・設計から製造への情報連携自動化などのプロジェクトで、業務効率化と品質向上を実現した実績があります。
こんな企業におすすめ
「PLM導入で何から始めればよいかわからない」「業務改革とシステム構築を同時に進めたい」「コンサルから開発・運用まで一社で完結させたい」という企業に特におすすめです。中堅〜大手製造業のDX推進・システム刷新プロジェクトに適しています。
株式会社NTTデータ|大規模PLM導入実績が豊富な総合SIer

株式会社NTTデータは、国内有数の総合ITサービス企業として、製造業向けの大規模PLM導入プロジェクトを多数手がけています。グローバル展開を含む複雑なシステム統合案件での豊富な実績が強みです。
特徴と強み
NTTデータは、SAP・Oracle・PTCなど主要PLMパッケージへの対応実績が豊富で、グローバル拠点を活かした多言語・多拠点プロジェクトの推進力が高く評価されています。製造業以外のERPやSCMとの統合経験も豊富で、エンタープライズ全体のシステムアーキテクチャを見渡した提案が可能です。
実績・事例
大手自動車メーカー・電機メーカーなどへのPLM導入プロジェクトを複数手がけており、グローバル統合PLM基盤の構築や、既存PDMからの大規模データ移行案件での豊富な実績があります。
こんな企業におすすめ
グローバル展開を含む大規模PLM導入を検討している大手製造業や、ERP・SCMとのシステム統合が必要な企業に適しています。予算規模が大きく、実績と安定性を重視する場合におすすめです。
PTC Japan株式会社|Windchillシステムのスペシャリスト

PTC Japan株式会社は、世界的なPLMソリューションベンダーであるPTC社の日本法人です。世界シェアトップクラスのPLMソリューション「Windchill」の開発元として、製品知識と導入実績において圧倒的な強みを持ちます。
特徴と強み
Windchill製品の開発元として、最新機能への対応・バージョンアップ対応・技術的なサポートが他社より迅速です。CAD製品(Creo)との統合ソリューションも提供しており、CADとPLMを同一ベンダーで統合したい企業に最適です。IoTプラットフォーム(ThingWorx)との連携によるスマートファクトリー構想への対応も強みです。
実績・事例
国内外の製造業へのWindchill導入実績が豊富で、自動車・航空・防衛・医療機器など規制対応が厳しい業種への導入経験も多数あります。大規模グローバル展開事例も多く、多言語・多拠点環境への対応力が実証されています。
こんな企業におすすめ
WindchillをPLMプラットフォームとして採用することが決まっている企業、CreoをCADとして使用している企業、IoT・スマートファクトリーとの統合も視野に入れている大手製造業に適しています。
富士通株式会社|製造業DX・PLM連携に強みを持つ大手SIer

富士通株式会社は、長年にわたる製造業向けITサービスの提供を通じて、PLM・ERP・SCMを統合した製造DX推進に豊富な実績を持ちます。自社でも製造業として業務システムを活用した知見が活かされています。
特徴と強み
富士通の強みは、PLMとERP(特にSAP)・MESとの連携における豊富な知見です。製造現場のIoTデータとPLMを連携させたデジタルツイン構築にも力を入れており、製品開発から製造・品質管理まで一貫したデータ活用基盤の構築が得意です。また、グローバルサポート体制が整っており、海外拠点展開の多い製造業への対応力が高く評価されています。
実績・事例
電機・電子部品・産業機械など幅広い製造業への PLM導入実績があります。特にPLMとSAP ERPの連携構築において多数の実績を持ち、BOMのERP連携による製造プロセス効率化プロジェクトで高い評価を得ています。
こんな企業におすすめ
SAPをERPとして採用しており、PLMとのシームレスな連携を必要とする大手製造業や、デジタルツイン・IoT連携を含む製造DXを推進したい企業に適しています。
株式会社日立製作所|製造・インフラ系PLMに豊富な実績

株式会社日立製作所は、自社の製造・インフラ事業で長年PLMを活用してきた経験を持ち、その知見をSIサービスとして外部企業に提供しています。社会インフラ・エネルギー・鉄道など特殊な業種への対応力が強みです。
特徴と強み
日立の強みは、自社製造業として培ったPLM活用の実践知と、Lumadaプラットフォームを活用したデータドリブンな製造DXへの対応力です。設計データと製造実績データの統合分析・品質トレーサビリティの高度化において独自のソリューションを提供しています。大規模かつ長期にわたるプロジェクトのマネジメント経験も豊富です。
実績・事例
社会インフラ系製造業(鉄道・電力・水処理など)や重工業向けのPLM構築実績が豊富です。長期にわたる製品の保守・部品管理といったアフターサービス系PLM機能の実装においても高い実績があります。
こんな企業におすすめ
社会インフラ・重工業・エネルギー業界の製造業や、製品の長期使用を前提としたアフターサービス管理を含むPLMを構築したい企業に特に適しています。
株式会社インテック|中堅製造業向けPLM構築の実績

株式会社インテックは、TIS INTECグループの一員として、中堅製造業を中心にPLM・ERP・SCMの構築実績を積み上げてきたSIerです。大手SIerよりも柔軟なアプローチで中堅企業のニーズに対応できる点が特徴です。
特徴と強み
インテックの強みは、中堅製造業の予算・体制・要件に合わせた現実的なPLM導入計画の策定力です。段階的な導入アプローチを得意とし、まず中核機能(BOM管理・変更管理)から着手してROIを確認しながら拡張していく進め方が評価されています。地方拠点での対応も充実しており、製造拠点が地方に集中する企業へのサポートが可能です。
実績・事例
部品点数数万点規模の中堅製造業(機械・電子機器・樹脂製品など)へのPLM導入実績が豊富です。既存のレガシーシステムからの移行プロジェクトや、ERPとPLMの同時導入案件での実績も有しています。
こんな企業におすすめ
予算規模が限られる中堅製造業や、段階的にPLMを拡張していきたい企業、製造拠点が地方に多い企業に適しています。大手SIerへの依頼が難しい規模感の企業に特におすすめです。
▼全体ガイドの記事
・PLM開発の完全ガイド
株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また、弊社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
