Webサイトやアプリケーションの構築において、HTML5は現在最も広く採用されているマークアップ言語です。レスポンシブデザイン、マルチメディア対応、オフライン機能など、従来のHTMLでは実現が難しかった機能を標準でサポートしており、企業のデジタルプレゼンスを強化するための基盤技術として不可欠な存在となっています。しかし、HTML5の機能を最大限に活かしたWebサイトやアプリケーションを構築するには、CSS3やJavaScriptとの連携、パフォーマンス最適化、クロスブラウザ対応など、幅広い技術知識が求められます。自社にフロントエンド開発の専門チームがない場合や、短期間で高品質なプロダクトをリリースしたい場合には、実績豊富な開発パートナーの選定がプロジェクトの成功を大きく左右します。
本記事では、HTML5開発に強みを持つ開発会社・ベンダーを6社厳選し、それぞれの特徴・実績・得意分野を詳しく解説します。さらに、パートナー選びで失敗しないための具体的な評価基準やチェックポイントも紹介していますので、開発会社の比較検討にぜひお役立てください。
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▼全体ガイドの記事
・HTML5開発の完全ガイド
HTML5開発パートナー選びの重要性

HTML5を用いたWeb開発は、単純なマークアップ作業からリッチなインタラクティブアプリケーションの構築まで、求められる技術レベルが案件ごとに大きく異なります。特に、Canvas APIを使ったデータビジュアライゼーション、Web Storage / IndexedDBによるオフラインアプリケーション、WebSocketを活用したリアルタイム通信機能など、HTML5の先進的なAPIを活用する開発では、フレームワークの知識だけでなくブラウザの描画エンジンやネットワーク通信の仕組みまで理解したエンジニアの存在が不可欠です。適切なパートナーを選べば、開発効率が大幅に向上し、ユーザー体験の品質を確保しながらスピーディーなリリースが実現します。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
HTML5はWeb標準技術であるため「どの開発会社でも対応可能」と思われがちですが、実際にはHTML5のAPI群を深く理解し、パフォーマンスとアクセシビリティを両立させた実装ができるエンジニアは限られています。W3Cの仕様に準拠しつつも、Safari、Chrome、Firefox、Edgeといった主要ブラウザ間の挙動差異を吸収するテクニックや、Progressive Web App(PWA)としてネイティブアプリに近い体験を提供するための実装ノウハウは、実プロジェクトの経験を通じてしか獲得できません。HTML5開発の経験が浅い企業に発注した場合、レスポンシブ対応が不十分でモバイルユーザーの直帰率が上昇したり、パフォーマンスチューニングが行われずPageSpeed Insightsのスコアが50以下に低迷したりするケースが報告されています。Googleが2021年から導入したCore Web Vitals(LCP、FID、CLS)がSEOランキングの評価指標に組み込まれている現在、フロントエンドのパフォーマンスはビジネス成果に直結する要素です。そのため、HTML5開発の技術力だけでなく、SEOやUXの観点からも提案ができるパートナーを選定することが、プロジェクト成功の鍵となります。
発注前に確認すべきポイント
HTML5開発の外注先を選定する際に、最低限確認しておくべき項目は「HTML5/CSS3/JavaScriptの統合的な開発実績」「レスポンシブデザインの実装品質」「パフォーマンス最適化の具体的な手法」「テスト体制とクロスブラウザ対応の方針」の4点です。見積もり段階では、デザイン制作、マークアップ実装、JavaScript開発、レスポンシブ対応、クロスブラウザテスト、SEO対策、アクセシビリティ対応、CMS連携がそれぞれ費用に含まれているかを確認してください。「HTML5対応可能」と謳っていても、実態はWordPressテンプレートのカスタマイズが中心で、Canvas APIやWeb Workers、Service Workerといった高度なHTML5機能の実装経験がほとんどないという企業も存在します。商談時には「HTML5のCanvas APIを使ったインタラクティブコンテンツの開発事例はありますか」「PWAとして実装した案件のLighthouseスコアはどの程度でしたか」といった具体的な質問を投げかけることで、技術力の深さを見極めることができます。また、コーディングガイドラインの有無や、W3Cバリデーションへの準拠状況を確認することも、品質を担保する上で有効な判断材料となります。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

株式会社riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。HTML5を活用したWebアプリケーション開発においても、「技術的に何ができるか」ではなく「ビジネスとしてどう活用すべきか」という視点から提案を行い、投資対効果の高いプロダクトを実現しています。
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、コンサルティングと開発の両機能を社内に持つ「一気通貫型」の支援体制です。多くの開発会社では、要件定義はコンサル会社に別途依頼し、実装のみを受託するケースが一般的ですが、riplaでは業務分析・要件定義・UI/UXデザイン・フロントエンド実装・バックエンド構築・導入支援・定着サポートまでをワンストップで対応します。これにより、コンサルと開発の間で生じがちな認識のズレや情報の損失を最小化でき、プロジェクト全体の進行がスムーズになります。HTML5を用いたWebアプリケーション開発においても、業務要件から逆算したUI設計を行うため、SEOパフォーマンスとユーザビリティの両面で最適化されたプロダクトを提供できます。また、IT事業会社として自社の業務システムを実際に構築・運用してきた経験があるため、「開発者目線」だけでなく「利用者目線」でのフィードバックを設計に反映できる点も大きな強みです。
得意領域・実績
riplaは、営業管理システム、顧客管理(CRM)、生産管理、販売管理など、企業の基幹業務を支えるシステムの構築で豊富な実績を持っています。HTML5のセマンティック要素やレスポンシブデザインを活用した管理画面は、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからもストレスなく操作できる設計になっており、現場の業務効率を大幅に向上させています。特に、大量のデータを扱うダッシュボードやレポート画面では、HTML5 CanvasやSVGを組み合わせたデータビジュアライゼーション機能を実装し、経営層の意思決定を支援するツールとしても高い評価を得ています。業種を問わず、製造業・小売業・サービス業など多岐にわたる業界のDX推進を支援してきた経験から、各業界特有の業務フローや慣行を理解した上でシステム設計を行える点が、riplaの大きな競争優位性となっています。
株式会社LIG|デザインとテクノロジーの融合で差別化

株式会社LIGは、東京都台東区に本社を構えるWeb制作・システム開発会社で、2007年の設立以来、デザイン性の高いWebサイト制作で業界内において強いブランド力を築いています。自社メディア「LIGブログ」は月間500万PVを超える技術・クリエイティブ系ブログとして知られており、フロントエンド技術に関する発信力は国内トップクラスです。HTML5/CSS3を駆使したアニメーション表現やインタラクティブコンテンツの制作に強みを持ち、デザインと技術の両面からプロダクトの価値を最大化するアプローチが特徴です。
特徴と強み
LIGの最大の強みは、クリエイティブディレクション力とフロントエンド実装力の高い統合にあります。HTML5のCanvas APIやWebGL、CSS3のアニメーション、JavaScriptライブラリ(GSAP、Three.jsなど)を組み合わせた没入型のWebコンテンツ制作では、国内の広告賞やWebデザインアワードで複数の受賞実績があります。コーポレートサイトのリニューアルやブランディングサイトの構築においては、ビジュアル表現だけでなくSEOやアクセシビリティにも配慮した実装を行っており、デザイン性とパフォーマンスを両立させたプロダクトを一貫して提供しています。また、フィリピン・セブ島に開発拠点を持っており、国内チームとオフショアチームのハイブリッド体制により、高品質な開発をコスト効率よく提供できる点も大きな特徴です。
得意領域・実績
LIGの得意領域は、ブランディングサイト・コーポレートサイト・LP(ランディングページ)の制作、およびWebアプリケーションの開発です。大手企業のコーポレートサイトリニューアルでは、HTML5のセマンティック構造を最大限に活かした設計により、リニューアル後にオーガニック検索流入が40%以上増加した事例もあります。また、HTML5のVideo APIやAudio APIを活用したリッチメディアコンテンツの開発も手掛けており、企業のプロモーションサイトやキャンペーンサイトの領域では特に高い評価を受けています。開発チームにはフロントエンドエンジニア、デザイナー、ディレクターが常時20名以上在籍しており、小規模な案件から大規模サイトまで柔軟に対応可能な体制を整えています。
クラスメソッド株式会社|AWSとフロントエンド技術のエキスパート

クラスメソッド株式会社は、2004年設立のITコンサルティング・開発会社で、AWSの公式パートナーとして国内最大規模の導入支援実績を誇ります。技術ブログ「DevelopersIO」は月間300万PV以上を記録し、クラウドインフラからフロントエンド技術まで幅広い領域で質の高い技術情報を発信しています。HTML5/CSS3/JavaScriptを活用したWebアプリケーション開発では、AWSのサーバーレスアーキテクチャとフロントエンドを統合した、スケーラブルで高パフォーマンスなシステム構築に特化した技術力を持っています。
特徴と強み
クラスメソッドの強みは、インフラからフロントエンドまでフルスタックで対応できる技術力の広さと深さにあります。AWS CloudFrontやS3を活用した静的サイトホスティング、API GatewayとLambdaを組み合わせたサーバーレスバックエンド、そしてReactやVue.jsを用いたSPA(シングルページアプリケーション)のフロントエンド開発を一貫して行える体制を整えています。HTML5のService Workerを活用したPWA実装やオフラインキャッシュ戦略の構築にも精通しており、ネイティブアプリに近いユーザー体験を持つWebアプリケーションの開発案件で多くの実績があります。社内に400名以上のエンジニアが在籍しており、案件規模に応じた柔軟なチーム編成が可能です。
得意領域・実績
クラスメソッドの得意領域は、クラウドネイティブなWebアプリケーション開発と、データ分析基盤を活用したビジネスインテリジェンス系のフロントエンド構築です。HTML5のCanvas APIとD3.jsやChart.jsなどのライブラリを組み合わせたデータビジュアライゼーション機能の開発では、大手小売業の販売分析ダッシュボードや、製造業の生産ライン監視システムなどの導入実績があります。AWSの導入支援実績は3000社以上に上り、セキュリティ対策やコスト最適化のノウハウも豊富です。フロントエンド開発においても、AWS AmplifyやCloudFrontを活用したCDN配信の最適化により、グローバル展開するWebサービスのレスポンスタイムを50%以上短縮した事例も報告されています。
チームラボ株式会社|アートとテクノロジーの融合で革新的な体験を創出

チームラボ株式会社は、2001年設立のウルトラテクノロジスト集団として、アート作品からWebサービス・アプリケーション開発まで幅広い領域で独自の存在感を放つ企業です。世界各地で開催されるデジタルアート展示「チームラボボーダレス」「チームラボプラネッツ」は累計来場者数3000万人を超えており、HTML5のCanvas API、WebGL、WebAudio APIなどの先進的なWeb技術を活用したインタラクティブコンテンツの制作において、世界でもトップレベルの技術力を有しています。
特徴と強み
チームラボの最大の強みは、エンジニア・デザイナー・アニメーター・数学者・建築家など、多様な専門家が協働するチーム体制にあります。HTML5のWebGL技術を活用した3Dグラフィックスや、リアルタイムのインタラクション機能の実装では、他社では実現が難しい高度な表現力を発揮します。Webサービス開発においても、独自のUI/UXデザインメソッドに基づいた直感的なインターフェース設計を行っており、大手不動産ポータルサイトの検索機能や、大手鉄道会社のデジタルサイネージシステムなど、大規模かつ高トラフィックなWeb開発案件で豊富な実績を持っています。HTML5のGeolocation API、Drag and Drop API、Web Animations APIなど、最新のWeb標準技術を積極的に活用する姿勢が、チームラボのプロダクトに独自の競争力をもたらしています。
得意領域・実績
チームラボのWeb開発における得意領域は、インタラクティブコンテンツ、Webアプリケーション、デジタルサイネージの3つです。特にHTML5を全面的に活用したWebアプリケーションでは、不動産検索サービスや求人マッチングプラットフォームなど、数百万ユーザー規模のサービス開発実績があります。フロントエンドのパフォーマンスチューニングにも高い技術力を持ち、Reactをベースとしたコンポーネント設計とHTML5のHistory APIを活用したSPA実装により、ページ遷移のない快適な操作体験を提供しています。開発チームの規模は500名以上で、大規模プロジェクトにも対応可能です。クリエイティブとテクノロジーの両軸から課題解決にアプローチする姿勢は、他の開発会社にはないチームラボならではの価値と言えます。
株式会社モンスターラボ|グローバル開発体制で高品質・低コストを実現

株式会社モンスターラボは、東京に本社を構えグローバルに事業を展開するデジタルコンサルティング・開発企業です。世界15カ国以上に拠点を持ち、1200名以上のエンジニア・デザイナーが在籍しています。多国籍チームならではの多角的な視点を活かしたプロダクト開発が強みで、HTML5を基盤としたWebアプリケーションやPWAの開発において、デザイン思考に基づくUX設計からバックエンド構築、運用支援までをグローバル規模で提供しています。
特徴と強み
モンスターラボの最大の特徴は、デザイン思考をベースにしたプロダクト開発プロセスにあります。ユーザーリサーチ、プロトタイピング、ユーザビリティテストを反復的に実施しながら最適なUI/UXを導き出し、HTML5/CSS3/JavaScriptによる高品質な実装へと落とし込む一連のワークフローが確立されています。PWA開発においては、HTML5のService Worker、Web App Manifest、Push APIを組み合わせて、オフライン対応、プッシュ通知、ホーム画面追加といったネイティブアプリ相当の機能を実現した実績が多数あります。グローバルに分散したチームによる24時間開発体制を活かし、納期が厳しい案件でもスピーディーな開発が可能です。
得意領域・実績
モンスターラボは、FinTech、ヘルスケア、小売、製造、不動産など、幅広い業界のデジタルプロダクト開発に携わっています。HTML5ベースのWebアプリケーション開発では、大手金融機関の顧客向けポータルサイトや、ヘルスケア企業のオンライン診療プラットフォームなどの開発実績があります。多言語対応やアクセシビリティ対応が求められるグローバル案件では、HTML5のlang属性やaria属性を適切に活用した国際標準準拠の実装ノウハウが強みとなっています。開発プロジェクトの累計件数は2200件以上に上り、そのうちWebアプリケーション・フロントエンド開発が占める割合は全体の約40%です。ISO 27001認証を取得しており、情報セキュリティ管理体制も万全です。
株式会社メンバーズ|大規模Webサイト運用とフロントエンド最適化の専門家

株式会社メンバーズは、1995年設立の東証プライム上場企業で、大手企業を中心としたWebサイトの制作・運用支援において国内トップクラスの実績を誇ります。社員数は2000名以上で、デジタルマーケティング、Web制作、フロントエンド開発、データ分析など多岐にわたる専門チームを擁しています。HTML5/CSS3の標準仕様に忠実なコーディングと、大規模サイトの運用最適化を両立させるノウハウが、メンバーズの中核的な競争力となっています。
特徴と強み
メンバーズの強みは、大規模Webサイトの継続的な改善と運用に特化した組織体制にあります。クライアント企業に常駐型のチームを配置し、日々のコンテンツ更新からフロントエンドのパフォーマンス改善、A/Bテストの実施、SEO対策まで一体的に推進する「EMC(エンゲージメント・マーケティング・センター)」モデルは、メンバーズが業界で先駆けて確立したサービス形態です。HTML5のStructured Data(構造化データ)、Open Graph Protocol、AMP(Accelerated Mobile Pages)への対応も得意としており、検索エンジンとSNSの両チャネルで最適な表示を実現するマークアップ技術に定評があります。Core Web Vitalsの改善コンサルティングでは、LCPを平均35%改善した実績もあり、SEOとフロントエンドパフォーマンスの両面からビジネス成果を最大化するアプローチが高く評価されています。
得意領域・実績
メンバーズの主要クライアントには、日本を代表する大手企業が名を連ねています。金融機関、自動車メーカー、通信キャリア、消費財メーカーなど、年間数千ページ規模のコンテンツ更新が発生する大規模Webサイトの運用において、HTML5のセマンティック要素を正しく使い分けたアクセシブルなマークアップと、CSS Grid / Flexboxを活用したモダンなレイアウト設計を一貫して提供しています。Webアクセシビリティ(WCAG 2.1準拠)への対応実績も豊富で、官公庁や公共機関のWebサイト構築においてもメンバーズの技術力が採用されています。フロントエンドエンジニアだけでも100名以上が在籍しており、大量ページの一括リニューアルや、CMS移行に伴うフロントエンド刷新など、スケールの大きな案件に確実に対応できる体制が整っています。
株式会社BECAUSE|データドリブンなフロントエンド開発で成果にコミット

株式会社BECAUSEは、東京を拠点にWebコンサルティングとフロントエンド開発を手掛ける企業です。「なぜそのデザインなのか」「なぜそのUI構成なのか」をデータに基づいて明確に説明できるアプローチを徹底しており、感覚的なデザインではなく、ユーザー行動データとA/Bテストの結果に裏付けられた意思決定でプロダクトを構築する姿勢が特徴です。HTML5の各種APIとGoogle Analyticsやヒートマップツールを連携させた、データドリブンなフロントエンド改善サービスを提供しています。
特徴と強み
BECAUSEの最大の特徴は、Webマーケティングとフロントエンド開発の両方に精通したハイブリッドなチーム体制です。CVR(コンバージョン率)改善を目的としたLP制作では、HTML5のForm Validation APIを活用した入力フォームの最適化や、Intersection Observer APIによるスクロール連動表示の実装など、ユーザー体験を細部まで作り込むことで、クライアントのCVRを平均20%以上向上させた実績があります。コーディング品質においても、W3Cバリデーション通過率100%を基準に掲げており、HTML5のセマンティック要素の正しい使い分けやアクセシビリティへの配慮が徹底されています。小規模ながらも一人ひとりのエンジニアの技術レベルが高く、少数精鋭チームによる高密度な開発が可能です。
得意領域・実績
BECAUSEの得意領域は、ECサイトのフロントエンド改善、LP制作・最適化、コーポレートサイトのリニューアルです。特にECサイトの改善案件では、HTML5のLocal Storageを活用したカート離脱防止機能の実装や、Lazy LoadingとIntersection Observer APIを組み合わせた画像読み込み最適化により、ECサイトの表示速度を40%改善し、購入完了率を15%向上させた事例があります。Shopifyをベースとしたカスタムテーマ開発にも強く、Liquidテンプレートエンジン上でHTML5/CSS3を駆使した高品質なデザインカスタマイズの実績も豊富です。クライアントの業種は、アパレル、化粧品、食品、インテリアなどBtoC寄りの企業が多く、デザイン性とコンバージョンの両立が求められる案件で特に力を発揮しています。
HTML5開発パートナー選びのポイント

実績と経験の確認方法
開発会社の実力を見極めるためには、過去の制作実績を具体的に確認することが最も効果的です。ポートフォリオやケーススタディの中から、自社の案件と類似した規模・業種・技術要件の事例を探し、実際にそのWebサイトやアプリケーションをブラウザで動作確認してみてください。Chrome DevToolsのLighthouseタブを使えば、パフォーマンス、アクセシビリティ、SEO、ベストプラクティスの各スコアを簡単に計測できます。HTML5のセマンティック要素が正しく使われているかは、ブラウザの開発者ツールでDOM構造を確認するか、W3Cのバリデーションサービス(validator.w3.org)で検証することが可能です。また、開発会社が技術ブログやカンファレンス登壇で情報発信を行っているかも、技術力を判断するための良い指標になります。定期的にHTML5やフロントエンド技術に関する記事を公開している企業は、最新の仕様変更やベストプラクティスに対する感度が高い傾向にあります。
技術力と専門性の評価
HTML5開発における技術力を評価する際は、単に「HTML5対応可能」という表面的な情報ではなく、具体的な技術スタックと実装方針を掘り下げて確認することが重要です。まず、HTML5のどのAPIを活用した開発実績があるか(Canvas、WebGL、Service Worker、IndexedDB、Web Components、WebRTC、Web Audio、Geolocationなど)を具体的に確認してください。次に、CSS設計の方法論(BEM、OOCSS、CSS Modules、CSS-in-JSなど)やJavaScriptフレームワーク・ライブラリ(React、Vue.js、Angular、Svelte、Next.js、Nuxt.jsなど)の使用実績を確認し、自社の案件に適した技術選定ができるかを判断します。パフォーマンス最適化の手法についても「コードスプリッティング」「ツリーシェイキング」「画像の遅延読み込み」「クリティカルレンダリングパスの最適化」など、具体的な施策を説明できるかどうかが技術力の見極めポイントです。商談時のヒアリングでは、技術的な質問に対して社内のエンジニアが直接回答する体制が整っている企業を優先すると、実際の開発フェーズでもコミュニケーションがスムーズに進みます。
プロジェクト管理体制の確認
技術力が高くても、プロジェクト管理が不十分では品質・納期の両面でリスクが高まります。確認すべきポイントとしては、まずプロジェクト管理ツール(Jira、Backlog、Asana、Notionなど)の使用状況と、進捗報告の頻度・形式です。週次の定例ミーティングに加え、日次のスタンドアップミーティングやSlackでのリアルタイムコミュニケーション体制が整っている企業であれば、課題の早期発見・対処が期待できます。次に、品質保証のプロセスです。コードレビューの実施体制、自動テスト(ユニットテスト、E2Eテスト、ビジュアルリグレッションテスト)のカバレッジ、CI/CDパイプラインの構築状況を確認してください。HTML5開発ではクロスブラウザテストの重要性が高いため、BrowserStackやSauce Labsなどのクロスブラウザテストツールの導入状況も確認しておくと安心です。さらに、納品物の形式(ソースコード一式、技術ドキュメント、テスト結果レポートなど)と、リリース後の保守・運用支援の内容・期間・費用についても、見積もり段階で明確にしておくことが、プロジェクト全体のリスクを最小化する鍵となります。
まとめ

HTML5開発は、単純なWebページのマークアップから、リッチなインタラクティブアプリケーション、PWA(Progressive Web App)の構築まで、求められる技術の幅が非常に広い領域です。そのため、開発パートナーの選定にあたっては、HTML5の各種APIに対する技術的な深さ、CSS3/JavaScriptとの統合開発力、そしてパフォーマンスやアクセシビリティを含むWeb品質全般への意識が、重要な評価軸となります。
本記事で紹介した6社は、いずれもHTML5を活用したWeb開発において確かな実績を持つ企業です。株式会社riplaはコンサルティングと開発を一気通貫で支援できるワンストップ体制が強みであり、LIGはデザインとテクノロジーの融合、クラスメソッドはAWSとの統合開発、チームラボはインタラクティブコンテンツ、モンスターラボはグローバル開発体制、メンバーズは大規模サイトの運用最適化、BECAUSEはデータドリブンなフロントエンド改善と、それぞれに異なる強みを持っています。自社の案件規模、予算、求める品質レベル、技術要件に照らし合わせて、最適なパートナーを選定してください。見積もりは最低3社から取得し、技術力、実績、コミュニケーション体制、費用のバランスで総合的に判断することが、プロジェクト成功への最短ルートとなります。
▼全体ガイドの記事
・HTML5開発の完全ガイド
株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供をゴールとせず、クライアント企業様と同じ目線で、事業成果の達成を目的としたDX/開発支援をいたします

また「Boxシリーズ」による、受発注管理・在庫管理・配送管理・業務システム・生成AI・SaaS・マッチングサイト・EC・アプリ・LINEミニアプリなどの標準機能の高速開発と、「AI駆動開発」による独自機能の柔軟な実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。