クラウド労務管理システムの開発・導入支援に強いシステム開発会社・ベンダー・SIer5選

従業員情報の管理、入退社手続き、社会保険対応、年末調整、36協定管理など、労務業務は企業運営に欠かせない重要な業務の一つです。しかし、紙やExcelでの対応が多く、属人化・非効率といった課題も数多く存在します。こうした背景から注目されているのが、クラウド型の労務管理システムです。

本記事では、クラウド労務管理システムの開発・導入支援に強みを持つシステム開発会社を5社厳選し、それぞれの特長や得意領域をご紹介します。自社の運用にマッチする柔軟な労務システム導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

▼全体ガイドの記事
・人事・労務・勤怠・給与システム開発の完全ガイド

クラウド労務管理システムとは?導入の背景と主要機能

クラウド労務管理システムとは、従業員の労務情報をクラウド上で一元管理し、入退社や異動、保険・税務対応、各種申請・承認フローまでを効率化できる仕組みです。クラウド上での運用により、拠点や部署を問わず情報をリアルタイムに把握できるのが特長です。

主な導入目的と機能には以下のようなものがあります。

・入社・退職・異動などの手続きフローの標準化と自動化
・マイナンバー、社会保険、雇用保険等の情報管理と帳票出力
・年末調整や源泉徴収票など税務関連の自動処理
・労働時間や残業時間の集計、36協定の対応
・給与システム・勤怠システムとの連携によるデータ連動

法改正対応やリモートワーク拡大にともない、クラウドベースでの柔軟な運用が求められる時代に適した仕組みです。

株式会社ripla|企業独自の労務運用に合わせたクラウド構築に強み

株式会社riplaは、業務の実態に即したクラウドシステムを設計・開発することに定評のある開発会社で、労務管理領域においても「型に縛られない設計」を重視したシステム構築を得意としています。複雑な運用や複数拠点・契約形態に対応した柔軟なシステムを構築できます。

特徴と強み

・入退社、住所変更、扶養変更など各種申請をワークフロー化
・社会保険手続き用帳票の自動生成、PDF出力に対応
・Slack、LINE WORKSなどのチャットツールと連携した申請通知も可能
・従業員マイページや部門別アクセス制御などのUI設計に強み

得意領域・実績

・製造業:派遣社員・正社員・パートをまたぐ労務管理フローを一元化
・スタートアップ:年末調整・マイナンバー収集をクラウド上で自動対応
・医療法人:複数施設での雇用形態ごとの労務プロセスを統合

“自社独自のやり方をクラウドに落とし込みたい”という企業にとって、riplaは現場実態に合わせた開発ができる最適なパートナーです。

株式会社SmartHR|SaaSとカスタム連携開発に対応するクラウド労務の代表格

株式会社SmartHRは、クラウド型労務管理SaaSのパイオニア的存在であり、その導入支援や外部システムとのAPI連携開発においても多くの実績があります。テンプレート活用によるスピーディな導入と、カスタム対応の柔軟さが魅力です。

特徴と強み

・入社手続き、社会保険手続き、年末調整などの主要機能を標準搭載
・API連携により勤怠・給与・人事システムとスムーズに接続可能
・UI・UXが優れており、従業員の操作負担が少ない
・自社運用に合わせた外部サービス連携の構築にも柔軟に対応

得意領域・実績

・小売業:アルバイトの大量入社対応+書類自動生成+電子申請
・IT企業:Slack通知連携+承認ワークフロー構築で申請業務を自動化
・グループ企業:各法人の労務フローをSmartHRで統一管理

労務業務のクラウド化を短期間で実現したい企業や、SaaSと他ツールを連携させて活用したい企業にとって最適な選択肢です。

株式会社オロ|ERPや給与システムとの連携に強い業務最適化型システム開発

株式会社オロは、基幹システムやERPの開発を手がけるSIerで、労務管理を給与・勤怠・会計と一体化した業務最適化に強みがあります。大企業・中堅企業の複雑な業務要件に応じた統合開発に対応可能です。

特徴と強み

・勤怠、給与、経費、人事情報とのマスタ連携により手続きの重複排除
・入退社に伴う帳票自動生成+社内回覧フロー設計が可能
・BIツールと連携し、月次・年次の人件費レポートも自動出力
・ERPベンダーとしての実績により、既存基幹との接続も安心

得意領域・実績

・建設業:入退社と現場配属に連動する雇用手続き+勤怠情報同期
・メーカー:給与・会計と一体化した年末調整・源泉徴収管理フロー
・物流業:多拠点の従業員情報をクラウドで一元管理+データ集計

複雑な業務連携を前提としたクラウド労務システムを必要とする企業には、統合力の高いオロの支援が有効です。

株式会社マネーフォワード|バックオフィス全体のDX支援とAPI連携に強み

株式会社マネーフォワードは、クラウド会計・給与・経費などのSaaS群を展開し、労務領域においても「マネーフォワードクラウド社会保険」などのプロダクトを提供しています。API連携やRPAなどを活用した業務自動化の支援にも対応しています。

特徴と強み

・年末調整・社保・雇保・労災手続きなどを一元化して管理可能
・電子申請(e-Gov)にも標準対応
・マネーフォワードクラウド給与・勤怠とのスムーズなデータ連携
・RPA連携による帳票自動取得・保存などにも対応

得意領域・実績

・会計事務所:複数クライアントの労務手続きを一元管理
・IT企業:Slack連携+タスク自動通知により運用効率を最大化
・スタートアップ:バックオフィス業務全体をマネーフォワードで統合運用

労務業務だけでなく、会計や人事、経費管理などを含めてクラウド化したい企業にとって、マネーフォワードは頼れるパートナーです。

株式会社ヘッドウォータース|ChatGPT・音声連携で次世代型労務UXを実現

株式会社ヘッドウォータースは、AI・ChatGPT・音声UIなどの先端技術とクラウド業務設計を融合させた開発に強みを持つ企業です。労務領域においても、入力・確認・通知の自動化や、申請内容のAI補助による効率化を実現しています。

特徴と強み

・ChatGPTでの自動応答(例:「扶養変更の必要書類は?」)機能を実装可能
・音声入力による住所変更・退職届などの申請サポートに対応
・Slack・LINE連携での自動通知+申請リマインドにも対応
・AIによる申請内容のチェック・要修正箇所の提示機能も搭載可能

得意領域・実績

・中堅企業:ChatGPT活用で従業員問い合わせを自動対応化
・ベンチャー企業:音声申請→Slack通知→管理者承認の自動化フロー構築
・医療法人:職員の申請・変更手続きをスマホ完結+管理者レビュー

「人手不足の中でも、労務業務の効率と従業員体験を両立したい」という企業にとって、ヘッドウォータースの技術は強力な武器となります。

まとめ

クラウド労務管理システムの導入は、業務効率化や法令対応だけでなく、従業員体験(EX)向上や経営データ活用にもつながる重要なDX施策です。自社の運用に適したシステムを導入するには、業務理解と開発力を備えたパートナー企業の存在が不可欠です。

株式会社ripla:自社運用に最適化された柔軟なクラウド労務構築が可能
株式会社SmartHR:SaaS×連携開発でスピーディな導入を支援
株式会社オロ:ERP・会計との統合開発による業務最適化に強み
株式会社マネーフォワード:バックオフィス全体を視野に入れたDX支援が可能
株式会社ヘッドウォータース:AI・音声・チャット連携で労務業務の未来を実現

目的や運用フェーズに合わせて最適な開発会社を選定し、クラウド労務管理の導入を成功させましょう。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

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株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また「Boxシリーズ」による、受発注管理・在庫管理・配送管理・業務システム・生成AI・SaaS・マッチングサイト・EC・アプリ・LINEミニアプリなどの標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」を活用することで、低コスト・短期間でのスクラッチ開発を実現いたします。

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。

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