ライブ配信アプリの開発を成功させる上で、最も重要な意思決定のひとつが「どの開発会社に依頼するか」です。ライブ配信アプリはリアルタイム通信・高負荷処理・決済連携など複雑な技術要素が絡み合うため、豊富な開発実績と高い技術力を持つパートナーを選ぶ必要があります。開発会社の選定を誤ると、品質問題・納期遅延・予算超過が発生し、プロジェクトが失敗に終わるリスクが高まります。
本記事では、ライブ配信アプリ開発でおすすめの開発会社・ベンダー6選と選び方を詳しく解説します。各社の特徴・強み・実績を比較検討し、自社のプロジェクトに最適なパートナー選びの参考にしてください。
▶ ライブ配信アプリ開発について全体像から把握したい方は、こちらの完全ガイドもあわせてご覧ください:ライブ配信アプリ開発の完全ガイド
ライブ配信アプリ開発パートナー選びの重要性

ライブ配信アプリの開発は、一般的なモバイルアプリ開発よりも技術的難易度が高く、リアルタイム映像処理・大量同時接続対応・決済システム連携など専門的な知識が求められます。適切な開発パートナーを選ぶことが、プロジェクトの成否を大きく左右します。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
ライブ配信アプリ開発の失敗事例を分析すると、その多くが「開発会社の選定ミス」に起因しています。具体的には、映像配信の技術スタック(WebRTC・HLS・RTMPなど)の経験がない会社に依頼し、遅延問題が解消できないまま大量の追加費用が発生したケース、同時接続数の設計が甘く、リリース直後のアクセス集中でサーバーがダウンしたケース、決済システムとの連携で不具合が発生し、リリースが数ヶ月遅延したケースなどがあります。ライブ配信アプリ開発の実績がある会社はそれほど多くなく、Webサービス全般を手がける会社とライブ配信特化の経験を持つ会社では、技術力に大きな差があります。実績を確認する際は「ライブ配信アプリ開発の実績件数」だけでなく、「同時接続数の規模」「採用技術スタック」「リリース後の継続サポート実績」まで詳しく確認することを推奨します。
発注前に確認すべきポイント
開発会社に問い合わせる前に、発注側が確認しておくべきポイントがいくつかあります。まず「ライブ配信アプリの開発実績があるか」を必ず確認してください。実績がある場合は、具体的なアプリ名・同時接続規模・採用技術を聞くと会社の実力を判断しやすくなります。次に「プロジェクト管理体制」の確認が重要です。担当PMの経験年数・コミュニケーション方法(週次報告の有無・使用ツールなど)・仕様変更時の対応フローを確認しましょう。また「保守・運用サポートの内容」も重要な確認事項です。リリース後に発生する不具合対応や機能追加を同じ会社で継続して依頼できるかどうか、サポート体制と費用感を事前に把握しておくことで、長期的なパートナーシップを築けるかどうかを判断できます。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの最大の特徴は、事業戦略の立案から要件定義・開発・運用保守まで、一貫して支援できる点にあります。単なる「作る会社」ではなく、ビジネス課題の解決を主眼においたコンサルティング視点でプロジェクトに関わるため、ライブ配信アプリを通じて何を実現したいのかという目的設定から伴走できます。また、IT事業会社として自社サービスを運営してきた経験があるため、運用フェーズでの現場目線のサポートも強みです。プロジェクトの規模感や予算に応じて柔軟に対応できる体制を整えており、スタートアップから大手企業まで幅広いクライアントの要件に応えられます。
得意領域・実績
riplaは、ライブ配信アプリをはじめとするエンターテインメント系プロダクト、EC・決済連携システム、SaaS型のBtoB業務システムなど、幅広いシステム開発の支援実績を持っています。特に要件定義フェーズでの業務分析・課題整理に定評があり、「何を作るべきか」から一緒に考えてほしいという企業からの相談が多く寄せられています。ライブ配信アプリ開発においては、配信機能の実装だけでなく、収益モデルの設計・グロース施策の立案・KPI設定まで含めた包括的な支援を提供しています。
株式会社ONETECH|WebRTC活用のライブ配信システム開発に強み

ONETECHは2013年創業のシステム開発会社で、ベトナムオフショア開発を活用したコストパフォーマンスの高いシステム開発を強みとしています。WebRTCを活用したリアルタイム配信システムや、投げ銭機能付きライブ動画配信プラットフォームの開発実績を持ちます。
特徴と強み
ONETECHの最大の強みは、WebRTCを活用した低遅延ライブ配信システムの豊富な開発経験です。同時に1,000名以上が利用しても低遅延を維持できるAWSサーバー設計の実績があり、大規模なライブ配信インフラの構築を得意としています。また、スマホアプリ(iOS/Android)とWeb配信の両方に対応できる技術力を持ち、PC・スマホ双方からシームレスに利用できる配信システムの構築が可能です。さらにAR/VR/AI・IoT・空間コンピューティングなどの先端技術領域にも強みを持ち、エンターテインメント性の高い演出機能の実装にも対応できます。
得意領域・実績
ONETECHの実績として特に注目されるのが、WebRTCを活用した投げ銭機能付きライブ動画配信プラットフォームの開発事例です。配信者がPCやスマホからリアルタイムで配信でき、視聴者からの投げ銭・コメントをリアルタイムに処理するシステムをAWSで構築した実績があります。ファンクラブサイト・動画配信サイト・マッチングサイトなどのプラットフォーム型サービスの開発も得意としており、ライブ配信機能を組み込んだ複合型プラットフォームの開発依頼にも対応できます。ベトナムオフショア開発を活用したコスト最適化ソリューションも提供しており、予算を抑えながら高品質な配信システムを実現したい企業に向いています。
株式会社ペンタゴン|UI/UX重視のアプリ開発専門会社

株式会社ペンタゴンは東京に拠点を置くモバイルアプリ開発専門会社で、UI/UXデザインを重視したユーザー視点のアプリ開発を強みとしています。スマホアプリのフルスクラッチ開発を中心に、エンターテインメント・メディア・ゲームなど多様な分野の開発実績を持ちます。
特徴と強み
ペンタゴンの強みはUI/UXデザインへの高いこだわりと独自の品質管理体制にあります。ユーザー体験の設計から始まり、デザイナーとエンジニアが連携してプロダクトを作り上げるプロセスを重視しており、配信者・視聴者双方にとって直感的で使いやすいインターフェースの実現に定評があります。またスマホアプリ開発の豊富な実績から得たノウハウをもとに、iOSとAndroid両プラットフォームへの対応も強みです。ライブ配信アプリでは、視聴者のエンゲージメントを高めるUIの設計(コメント表示の演出・ギフトアニメーション・プロフィールカードなど)においても高い技術力を発揮します。
得意領域・実績
ペンタゴンはエンターテインメントアプリ・ライブ配信アプリ・SNS型アプリなどの開発実績を多数持っています。特にC向け(消費者向け)のモバイルアプリ開発での経験が豊富で、ユーザー獲得から継続率向上まで意識したプロダクト設計ができる点が評価されています。ライブ配信アプリ開発では配信仕組みの実装からユーザー認証・決済連携・プッシュ通知・アーカイブ管理まで、フルスタックでの対応が可能です。中小規模のスタートアップから大手メディア企業まで幅広いクライアントへの対応実績があります。
レリパ(株式会社Relipasoft)|オフショア開発でコスト最適化

レリパ(株式会社Relipasoft)は、ベトナムの首都ハノイと東京都渋谷区に拠点を構えるシステム開発会社です。日本企業向けのオフショア開発を中心に、コストパフォーマンスNo.1を掲げて高品質かつリーズナブルなシステム開発サービスを提供しています。
特徴と強み
レリパの最大の強みはベトナムオフショア開発によるコスト競争力と、ライブ配信アプリを含む多様なアプリ開発の豊富な実績です。チャット・SNS系・教育系・ライブ配信アプリなど幅広い開発技術のノウハウを持ち、プロジェクトの規模や要件に応じた柔軟な開発体制を構築できます。また国内(東京)にPM・ブリッジSEを配置することで、オフショア開発特有のコミュニケーションリスクを最小化した体制を整えており、品質管理の面でも日本の開発基準に対応しています。AR/VRなどの最先端技術領域の研究開発も行っており、高度な演出機能が求められるエンターテインメント系ライブ配信アプリの開発にも対応できます。
得意領域・実績
レリパはライブ配信アプリ・SNS型アプリ・マッチングアプリ・教育系アプリなどのモバイルアプリ開発において多数の実績を積み上げています。特にソーシャル要素を持つアプリ(リアルタイムコメント・フォロー機能・ランキング機能など)の開発経験が豊富で、ライブ配信アプリの核心となるコミュニティ機能の実装に強みを持ちます。コスト削減を最優先にしながらも品質を妥協しないという方針を持っており、予算を抑えつつも一定品質のライブ配信アプリを実現したい企業に向いています。
NOVEL株式会社|動画・ライブ配信システム構築の専門家

NOVEL株式会社は、動画配信・ライブ配信システムの構築を得意とするシステム開発会社です。Webシステム・スマホアプリの開発実績を積み上げており、ライブ配信システムの作り方・構築方法について豊富なノウハウを持つ会社として知られています。
特徴と強み
NOVEL株式会社の強みは、動画・ライブ配信システムの設計・構築における専門的なノウハウと、クライアントの要件に合わせた柔軟なシステム提案力にあります。既存のライブ配信SaaS(YouTube Live・Twitch等)との連携・カスタマイズ、完全スクラッチでの独自配信システム構築まで、幅広いアプローチに対応できます。また技術的な観点からビジネス要件を整理する能力に長けており、クライアントが明確に言語化できていない要件を引き出して仕様に落とし込む支援ができる点も評価されています。
得意領域・実績
NOVEL株式会社はライブ配信システム・動画配信プラットフォーム・Webシステム・スマホアプリの開発実績を多数持っています。特にHLS・RTMP・WebRTCなどの配信プロトコルに関する技術的知見が深く、要件に応じた最適な技術スタックの選定と実装において高いレベルの支援が期待できます。既存のオンラインサービスにライブ配信機能を追加したい場合や、段階的なシステム拡張が必要なプロジェクトなどにも柔軟に対応できます。
株式会社Mattock|ベトナムオフショアで最先端技術を実装

株式会社Mattockは、ベトナムオフショア開発を活用した高品質・低コストのシステム開発会社です。ライブ配信アプリ開発に関する詳細なガイドや実践的知見を発信しており、特に視聴継続率向上を意識した設計・実装・運用アプローチに強みを持つ会社として知られています。
特徴と強み
Mattockの特徴は、ライブ配信アプリ開発における深い技術的知見と実践的なノウハウにあります。配信品質の最適化・視聴継続率向上のための設計アプローチ・運用フェーズでのパフォーマンス改善など、リリース後のビジネス成果にも目を向けた開発支援ができる点が強みです。ベトナムオフショア開発の最前線として積み上げてきた実績から、スケーラブルなインフラ設計やCI/CDパイプラインの構築など、エンジニアリング品質の高い開発体制の構築支援も行っています。
得意領域・実績
Mattockはライブ配信アプリ・Webサービス・クラウドインフラ構築の領域で多数の実績を持っています。特にAWSを活用したスケーラブルな配信インフラの設計・構築において高い技術力を発揮し、同時接続数の急増に対応できる自動スケーリング設計を組み込んだシステムの実績があります。またライブ配信アプリの視聴継続率向上施策(バッファリング削減・コメント表示の最適化・推薦アルゴリズムの実装など)に関する専門知識も豊富で、ビジネス成果直結の開発支援ができる点が高く評価されています。
ライブ配信アプリ開発パートナー選びのポイント

6社の特徴をご紹介しましたが、実際に発注先を選ぶ際にはさらに具体的な観点で各社を比較評価することが重要です。ここでは開発パートナーを選ぶ際の主要なポイントを3つ解説します。
実績と経験の確認方法
実績の確認においては、単に「ライブ配信アプリの開発経験あり」という情報だけでなく、具体的な実績内容を深掘りすることが重要です。確認すべき項目は「実際にリリースされたアプリの名称(またはサービスURL)」「同時接続ユーザー数の規模」「採用した配信プロトコルとクラウドサービス」「リリース後の継続サポート期間」の4点です。ポートフォリオのアプリを実際に自分でダウンロードして体験してみることも有効な評価方法です。配信の遅延・コメントの反映速度・UIの使いやすさなどを直接体験することで、会社の技術力をある程度把握できます。また「似たような規模・予算・スケジュールのプロジェクト」の実績を重点的に確認することで、自社プロジェクトへの適合度を判断できます。
技術力と専門性の評価
技術力の評価は難しいですが、初回ミーティングでの質問への回答品質で大まかな技術レベルを把握することができます。例えば「WebRTCとHLSの使い分けについてどのように考えるか」「同時接続10,000人の負荷に対応するためのインフラ設計の考え方」「配信遅延を1秒以下に抑えるために実際にどのような技術を使うか」などの技術的な質問を投げかけてみましょう。曖昧な回答や「一般的には〜」という抽象的な回答しか得られない会社は、実装経験が薄い可能性があります。また使用する技術スタックが現代のスタンダードに沿っているか(古い技術への依存がないか)、AWSやGCPなどのクラウドサービスの認定資格保有者がいるかどうかも確認ポイントになります。
プロジェクト管理体制の確認
技術力と同様に重要なのがプロジェクト管理体制です。担当PMが専任か兼任か、週次報告はどのような形式か、課題・リスク管理の仕組みはどうなっているか、コミュニケーションツール(Slack・Backlog・Notionなど)は何を使うかを確認しましょう。特にオフショア開発会社の場合は、国内対応窓口の人数・品質管理体制・日本語対応の品質が重要な評価ポイントになります。また「仕様変更が発生した場合の対応フロー」を事前に確認しておくことも重要です。ライブ配信アプリは開発途中で機能追加・変更が発生しやすいため、変更管理プロセスが整備されていない会社では追加費用でのトラブルが発生しやすくなります。
まとめ

本記事では、ライブ配信アプリ開発でおすすめの開発会社・ベンダー6選と選び方を解説しました。各社の特徴をまとめると、コンサルから開発まで一気通貫で支援するriplaを筆頭に、WebRTC低遅延配信に強いONETECH、UI/UX品質を重視するペンタゴン、オフショアコスト最適化のレリパ、動画配信システム専門のNOVEL、スケーラブルなインフラ設計に強いMattockという特徴があります。選定のポイントは、価格だけでなく「ライブ配信アプリの実際の開発実績」「採用技術スタックの妥当性」「プロジェクト管理体制」「保守・運用サポートの充実度」の4点を総合的に評価することです。最低3社以上に問い合わせて見積もりと技術提案を比較し、長期的なパートナーシップが組める会社を選ぶことが、プロジェクト成功への近道となります。ライブ配信アプリ開発をさらに詳しく知りたい方は、ぜひ下記の完全ガイドもご参照ください。
▶ ライブ配信アプリ開発について全体像から把握したい方は、こちらの完全ガイドもあわせてご覧ください:ライブ配信アプリ開発の完全ガイド
株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また、弊社独自の開発テンプレート「Boxシリーズ」による標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」による独自機能のAI実装を組み合わせることで、低コスト・短期間で開発を実現いたします。

もし、システム開発やプロダクト開発に関するご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
・サービス概要資料のURLはこちら >>>
・お問合せページのURLはこちら >>>
・お役立ち資料のURLはこちら >>>


株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
