レガシーシステムリニューアルでおすすめの開発会社/ベンダー6選と選び方

長年にわたって運用してきたシステムが、いつの間にか「ブラックボックス化」してしまい、仕様書も担当者もわからない状態に陥っているというケースは少なくありません。いわゆるレガシーシステムの問題は、2018年に経済産業省が「2025年の崖」として警鐘を鳴らして以降、多くの企業にとって喫緊の課題となっています。老朽化したシステムの保守コストが増大し続けているにもかかわらず、刷新に踏み切れずにいる企業は今も数多く存在します。

レガシーシステムのリニューアルを成功させるためには、単に技術力があるだけでなく、古い言語・アーキテクチャへの深い理解と、業務要件を正確に引き継ぐための丁寧なプロセスを持つ会社を選ぶことが不可欠です。本記事では、レガシーシステムリニューアルの重要ポイントと、実績・専門性の高いおすすめ開発会社6社を厳選して紹介します。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

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・レガシーシステムリニューアルの完全ガイド

レガシーシステムリニューアルが必要な理由と課題

レガシーシステムリニューアルが必要な理由と課題

レガシーシステムとは、一般的に長年稼働しているために老朽化し、現代のビジネス要件やIT技術との乖離が大きくなったシステムを指します。COBOLや旧バージョンのVBなどで書かれた基幹システム、メインフレーム上で動作するオフコンシステム、仕様書が存在せずブラックボックス化した業務システムなどがその代表例です。経済産業省の試算では、2025年以降にレガシーシステム問題が放置された場合、年間最大12兆円の経済損失が生じるとされています。

レガシーシステムが抱える主な問題点

レガシーシステムが引き起こすリスクは多岐にわたります。まず保守コストの問題として、老朽システムを維持するためには古い技術に精通したエンジニアを確保し続ける必要がありますが、該当スキルを持つ人材は年々少なくなっており、保守費用が高騰するケースが増えています。IT予算の大半が既存システムの維持・運用費(ランザビジネス)に割かれ、新たな投資(バリュー・アップ)に充てられる予算が不足するという悪循環に陥ります。

また、セキュリティリスクも深刻です。古いシステムはベンダーによるサポートが終了しているケースが多く、セキュリティパッチの適用が困難になります。加えて、外部のクラウドサービスやAPIとの連携が難しく、ビジネスの変化に追随できないという問題もあります。DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進においても、レガシーシステムの存在がボトルネックとなり、データ活用や業務自動化の取り組みを妨げる要因になっています。

リニューアルのアプローチ:マイグレーション・モダナイゼーション・リプレース

レガシーシステムを刷新するアプローチには主に「マイグレーション」「モダナイゼーション」「リプレース(再構築)」の3種類があります。マイグレーションは、既存のプログラムコードをなるべく変換ツールで変換し、動作環境を新しいプラットフォームに移す手法です。業務ロジックを保ちながらコスト・期間を抑えられる一方、元の設計上の問題点はそのまま引き継がれます。モダナイゼーションは、システムのアーキテクチャ自体を現代的な設計に刷新する手法で、クラウドネイティブ化やマイクロサービス化が含まれます。リプレースは業務要件を再定義した上でゼロからシステムを再構築する手法で、最も抜本的な刷新が可能ですが、コストと期間が大きくなります。

いずれのアプローチを選択するかは、現行システムの状態、業務要件の変化度合い、予算・スケジュールの制約などを総合的に判断して決める必要があります。専門会社によるアセスメント(現状調査・分析)を最初に実施することで、最適な方針を見極めることができます。

①株式会社リプラ|コンサルティングから開発まで一気通貫で支援

株式会社リプラ レガシーシステムリニューアル

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。

riplaの特徴・強み

riplaの最大の特徴は、IT事業会社として自社のDXを実践してきた知見をそのまま顧客支援に活かせる点にあります。システムを作るだけでなく、業務プロセスの改善や現場への定着まで一体で支援できるため、「システムを入れたが現場に使われない」「業務が変わらなかった」という導入失敗を防ぐことができます。レガシーシステムのリニューアルにおいても、単なる技術的な移行ではなく、業務のあるべき姿を整理した上でシステム要件を定義するアプローチを取ります。

また、上流のコンサルティングフェーズから現場の要件ヒアリング、システム設計・開発、そして導入後の定着支援まで一気通貫で対応できる体制を持っていることも強みです。複数のベンダーを使い分けることで生じるコミュニケーションロスや責任の所在不明確化を避け、プロジェクト全体を一元管理することができます。

riplaの対応領域・実績

riplaは営業管理システム・顧客管理システム・生産管理システム・販売管理システムなど、企業の基幹業務を支えるシステムの構築・リニューアルに豊富な実績を持ちます。特に、旧来の業務システムを現代的なアーキテクチャへ移行する際の要件定義支援や、複雑な業務ロジックの整理・再設計に強みがあります。老朽化した基幹系システムのリニューアルを検討している企業には、まず現状の課題整理から相談できる点が多くの顧客から評価されています。

主な対応領域:基幹システムリニューアル、業務システムのモダナイゼーション、営業・顧客・生産・販売管理システム構築、DX推進コンサルティング、システム定着支援

こんな企業に向いている:業務要件の整理から刷新まで一気通貫で任せたい企業、現場への定着・業務改善まで込みでシステムリニューアルを進めたい企業、コンサルティングと開発を分離せずに依頼したい企業

詳細は公式サイトをご確認ください。

②TIS株式会社|大規模マイグレーション30案件超・本番障害ゼロの実績

TIS株式会社 レガシーシステムマイグレーション

TIS株式会社は、TISインテックグループの中核企業として金融・製造・流通・公共など幅広い業種の基幹システム開発・運用に実績を持つ大手SIerです。レガシーシステムのモダナイゼーション分野では「Xenlon~神龍(シェンロン)」と名付けた独自のマイグレーションサービスを展開しており、100万ステップ超の大規模案件を含む30件以上のマイグレーションプロジェクトを、全案件本番障害ゼロで完遂してきた実績を持ちます。

TIS株式会社の特徴・強み

TISのマイグレーションサービスの核心は、自社開発の変換ツール「Xenlon~神龍 Migrator(リライトツール)」にあります。このツールはCOBOLやPL/Iなどのレガシー言語からJavaへの自動変換を高い変換率で実現し、プロジェクト全体のコストと工数を大幅に削減します。実際の案件では93%以上の自動変換率を達成した事例もあり、人手による変換作業を最小限に抑えることで品質リスクを低減します。また、Java移行後の保守性を考慮した設計を重視しており、移行完了後も安定した運用が続けられるよう、6つの特許技術を活用したアーキテクチャ設計を提供しています。

金融業界向けのモダナイゼーション実績も豊富で、生命保険会社の企業年金管理システム(550人月・150万ステップ超)といった大規模プロジェクトにも対応できる組織力・技術力を持ちます。2024年12月に開催した事業説明会ではモダナイゼーション事業をグループの成長事業として位置づけており、今後もサービス拡充が見込まれます。

主な対応領域:COBOL・PL/I・アセンブラからJavaへのリライトマイグレーション、メインフレームのオープン化・クラウド移行、金融系基幹システムのモダナイゼーション、AWS/Azureへのクラウドマイグレーション

こんな企業に向いている:100万ステップ超の大規模なCOBOL・メインフレームシステムを抱える企業、金融・保険・製造業の基幹系レガシーシステム刷新を検討している企業、本番障害リスクを最小化した確実な移行を求める企業

詳細は公式サイト(TIS株式会社 Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス)をご確認ください。

③キヤノンITソリューションズ株式会社|31年超のマイグレーション実績・PREMIDIX

キヤノンITソリューションズ レガシーシステムマイグレーション

キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は、キヤノングループのITサービス企業として、1992年からメインフレーム間のマイグレーションを開始し、2025年時点で31年以上のマイグレーションビジネスの歴史を持つ老舗企業です。数百万ステップ以上の大規模案件を含む120件超のマイグレーション実績があり、IBM・NEC・富士通のメインフレームすべてに対応できる体制を整えています。

キヤノンITソリューションズの特徴・強み

キヤノンITSのレガシーマイグレーションサービスは「PREMIDIX(プレミディックス)」として体系化されており、計画立案フェーズから移行後の保守・運用フェーズまでを一貫してカバーします。特に、リホスト(既存のCOBOLコードをほぼそのままオープン環境に移植する手法)を中心にすえたアプローチを得意としており、移行前の「レガシーシステムアセスメントサービス」で現状の資産量・複雑度・リスクを可視化した上で最適な移行計画を策定します。

COBOL以外にも、IDLII・COBOL/S・Natural・EASYなど、市場に出回る多様なレガシー言語に対して独自開発ツールによる変換対応を行っている点も特徴です。また、オンライン処理制御の代替ツールも整備されており、メインフレームのオープン化において特に難しいオンライン処理部分の移行もサポートできます。富士通メインフレームの保守終了(2035年目標)を前に、計画的な移行を進めたい企業からの相談が増えています。

主な対応領域:IBM・NEC・富士通メインフレームのオープン化、COBOLリホストマイグレーション、レガシーシステムアセスメント・移行計画策定、移行後の保守・運用支援サービス

こんな企業に向いている:IBM・富士通・NECのいずれかのメインフレームを利用しているが移行を検討している企業、既存のCOBOL資産をなるべく変えずに安全にオープン化したい企業、移行計画の策定段階から専門家に相談したい企業

詳細は公式サイト(キヤノンITソリューションズ マイグレーション)をご確認ください。

④株式会社システムズ|独立系マイグレーションプロバイダ・25年超の専業実績

株式会社システムズ レガシーマイグレーション

株式会社システムズは、1995年からマイグレーションビジネスを専業としてスタートした独立系マイグレーションプロバイダです。特定のハードウェアメーカーやクラウドベンダーに依存しない中立的な立場から、顧客の投資予算や経営戦略に合わせて最適な移行手法を提案できる点が同社最大の強みです。国内外で複数のマイグレーション特許を取得しており、異言語プログラム・異機種間でのレガシーシステム移行において独自の技術ノウハウを蓄積しています。

株式会社システムズの特徴・強み

システムズが対応できるレガシー言語・環境の幅広さは業界でも屈指です。一般的な企業では対応困難なAdabas・NATURAL・PL/1、Q言語などからCOBOLへの変換、さらにCOBOLからJavaやOpenCOBOLへの変換、JCL(ジョブ制御言語)のLinux/bash対応など、非常に多岐にわたる変換実績を持っています。メインフレームだけでなく、オフコン(汎用機)からのオープン化にも対応しており、古い特殊なシステム環境からの移行を相談できる専門会社として知られています。

また、ワンストップマイグレーションとして、事前調査・アセスメントから変換・検証・本番移行・移行後サポートまでを一括して請け負う体制を整えています。大手SIerでは対応しきれない独特の技術環境を持つシステムや、他社に断られたマイグレーション案件の相談先として活用されることも多い会社です。

主な対応領域:Adabas/NATURAL・PL/1・Q言語などの希少言語からのマイグレーション、メインフレーム・オフコンのオープン化、クラウドマイグレーション、COBOL→Java変換、JCL→シェルスクリプト変換

こんな企業に向いている:他社に断られた特殊なレガシー言語・環境からの移行を検討している企業、特定ベンダーに縛られず中立的な立場でマイグレーションを相談したい企業、独自の業務ロジックが複雑に絡み合ったシステムのリニューアルを進めたい企業

詳細は公式サイト(マイグレーションプロバイダ システムズ)をご確認ください。

⑤株式会社シーイーシー|Re@noveブランドで基幹系レガシーを戦略的に再生

株式会社シーイーシー Re@nove レガシーシステムリニューアル

株式会社シーイーシー(CEC)は、1966年創業の老舗ITサービス会社で、マイグレーションサービスブランド「Re@nove(リノーブ)」を通じてレガシーシステムの戦略的再生を支援しています。Re@noveは単なる変換サービスにとどまらず、コンサルティングから移行実施、移行後の運用・保守サポートまでをワンストップで提供する点が特徴です。リース・レンタル業界や金融業界での基幹系レガシーシステムのクラウド移行実績が豊富で、業種の業務知識を組み合わせた提案力が評価されています。

株式会社シーイーシーの特徴・強み

Re@noveが対応するマイグレーション種別は非常に広範囲に及びます。VB 6.0からVB .NETへの移行、Struts系フレームワークからSpring MVCへの移行、オフコンシステムのオープン化、IBMメインフレームや富士通メインフレームからのリホストマイグレーション、さらにInternet Explorer向けWebアプリケーションのモダンブラウザ対応(IE脱却サービス)まで、多様な技術環境に対応しています。

特に大規模なオンプレミス型基幹システムのクラウド移行では、長年蓄積された業務知識とクラウドアーキテクチャ設計の双方を兼ね備えたエンジニアがプロジェクトを主導します。AWSのインフラ導入・運用サービスも整備されており、移行後のクラウド環境の安定運用まで継続支援できる体制を持っています。移行後のBPO(業務プロセスアウトソーシング)サービスも提供しており、システム刷新を機に業務運営全体を最適化したい企業にも適しています。

主な対応領域:VB6・VB.NET・Struts→SpringMVC移行、メインフレーム・オフコンのクラウド移行、IE脱却サービス、AWS導入・運用支援、移行後保守・BPOサービス

こんな企業に向いている:リース・レンタル・金融など業種特有の業務知識と組み合わせたマイグレーションを求める企業、レガシーWebアプリのIE脱却やVB6のリニューアルが急務の企業、移行後のクラウド運用・BPOまで含めたワンストップ支援を求める企業

詳細は公式サイト(マイグレーションサービス Re@nove / 株式会社シーイーシー)をご確認ください。

⑥Kaopiz株式会社|1,000件超の支援実績を持つDX・レガシー刷新の日越ブリッジ企業

Kaopiz株式会社 レガシーシステム刷新 DX

Kaopiz株式会社(カオピーズ)は、ベトナムと日本に拠点を持つITサービス企業で、日本語対応可能なPM(プロジェクトマネージャー)・BrSE(ブリッジSE)とベトナムの開発チームが連携し、レガシーシステムの刷新・モダナイゼーション・DX推進を一気通貫で支援しています。250社以上の企業クライアントに対し、1,000件以上のプロジェクトを手がけてきた実績があり、金融・物流・製造・小売・ヘルスケアなど幅広い業種での導入事例を持ちます。

Kaopiz株式会社の特徴・強み

Kaopizの特徴は、日本企業の業務・意思決定プロセスへの深い理解と、ベトナム拠点の高い開発力を組み合わせることで、品質とコスト効率を両立させたレガシーシステム刷新を実現できる点にあります。日本語対応のPM・BrSEが上流設計から参画し、日本企業特有の詳細な要件定義・ドキュメント文化に対応した進め方で、言語・文化の壁を感じさせないプロジェクト運営を行います。企画・設計から開発・テスト・運用まで一気通貫で対応しており、特にクラウドベースのアーキテクチャへの移行に強みを持ちます。

ISO 9001・ISO 27001を取得しており品質・情報管理体制が整っているほか、AWSのAdvanced Consulting Partner認定も受けており、クラウドネイティブへの移行における技術的な信頼性は高いといえます。700名以上のエンジニアリソースを擁することで、大規模プロジェクトにも柔軟に対応できる体制を整えています。開発コストを抑えながらシステムリニューアルを推進したい企業や、DX推進を長期パートナーとして伴走支援してほしい企業に向いています。

主な対応領域:レガシーシステムのモダナイゼーション・クラウド移行、Webシステム・基幹業務システムのスクラッチ再構築、DX推進支援、AWS導入支援、システム要件定義・上流設計支援

こんな企業に向いている:コストを抑えながら高品質なシステムリニューアルを実現したい企業、長期的なDX推進パートナーを探している企業、クラウドネイティブアーキテクチャへの移行を計画している企業

詳細は公式サイト(Kaopiz)をご確認ください。

レガシーシステムリニューアル会社の選び方

レガシーシステムリニューアル会社の選び方

レガシーシステムリニューアルの会社選びは、通常のシステム開発会社選びとは異なる視点が求められます。以下の3つのポイントを重点的に確認することで、プロジェクトの成功確率を高めることができます。

①現行システムの技術環境への対応実績を確認する

最初に確認すべきは、自社のレガシーシステムが使っている言語・OS・ミドルウェア・ハードウェア環境への対応実績があるかどうかです。COBOL・PL/I・アセンブラ・VB6・旧バージョンのJava・Struts等のフレームワーク、IBM/富士通/NECのメインフレーム、オフコン環境など、それぞれに異なる技術的難易度と対応ノウハウが必要です。実績のない会社に依頼した場合、プロジェクトが途中で頓挫するリスクがあります。

依頼前に「自社と同じ言語・環境からのマイグレーション実績があるか」「その実績の規模感・件数はどの程度か」を具体的に確認しましょう。可能であれば、過去に同様の案件を担当したエンジニアに直接相談できる機会を設けてもらうことで、技術的な深さを確認することができます。

②アセスメントから移行後の保守まで一貫して対応できるか

レガシーシステムのリニューアルは、アセスメント(現状分析)→移行計画策定→移行実施→本番稼働→移行後の保守という長期プロセスで進むため、各フェーズを一貫して支援できる会社を選ぶことが重要です。会社によっては「移行技術は持っているが要件定義の支援は苦手」「開発はできるが移行後の保守は別途契約が必要」といったケースもあります。フェーズごとに異なる会社を使うと、引き継ぎコストや責任の所在不明確化のリスクが生じます。

また、アセスメントの段階でどこまで現状を詳細に分析してくれるかは、移行の成否に直結します。コード量・複雑度・依存関係・移行難易度のスコアリング、移行後のアーキテクチャ提案、コスト試算まで含めたアセスメントを提供できる会社を選ぶと、判断材料が充実した状態でプロジェクトを進めることができます。

③リスク管理体制と移行切り替え戦略を確認する

レガシーシステムのリニューアルにおいて最も注意すべきリスクは「本番稼働時の障害」です。基幹業務を支えるシステムが新環境に移行する際に問題が発生すると、業務が止まり、会社全体に大きな損害をもたらします。そのため、移行切り替え前後のリスクをどのように管理するか、万が一の際の切り戻し(ロールバック)計画を持っているかを必ず確認してください。

優れた移行会社は、段階的移行(フェーズドアプローチ)や並行稼働期間の設定、徹底した移行前テスト計画を提示します。また、移行計画に関わるリスクの種類と対策を一覧化した「リスク管理表」の作成・共有をプロセスとして持っているかどうかも選定基準になります。移行後の保守体制・SLA(サービスレベル合意)の内容まで確認しておくことで、長期にわたる安定稼働が担保されます。

まとめ

レガシーシステムリニューアルまとめ

本記事では、レガシーシステムリニューアルでおすすめの開発会社・ベンダー6社と、会社選びの重要ポイントを解説しました。最後に要点を整理します。

  • ripla(株式会社リプラ):コンサルティングから開発・定着支援まで一気通貫。IT事業会社としての自社DX実践経験を顧客支援に活かす
  • TIS株式会社:大規模マイグレーション30件超・全案件本番障害ゼロ。独自ツール「Xenlon~神龍」による高い自動変換率
  • キヤノンITソリューションズ株式会社:31年超・120件超のマイグレーション実績。IBM・NEC・富士通のメインフレームすべてに対応
  • 株式会社システムズ:独立系の専業マイグレーションプロバイダ。特殊・希少なレガシー言語への幅広い対応力
  • 株式会社シーイーシー:Re@noveブランドで変換から運用・BPOまで一貫支援。金融・リース業界での基幹系移行実績が豊富
  • Kaopiz株式会社:1,000件超の支援実績を持つ日越ブリッジ企業。コスト効率と品質を両立したDX・クラウド移行に強み

レガシーシステムのリニューアルは、自社の技術環境・業務要件・予算・スケジュールに合わせた会社選びが成功の鍵です。まずは複数社に現状を相談し、アセスメント提案やリスク管理計画の内容を比較した上で、最適なパートナーを選定することをおすすめします。「2025年の崖」はすでに目前に迫っており、早めに動き出すことが競合他社に対する優位性の確保にもつながります。

レガシーシステムリニューアルの全体像(手法の比較・費用相場・失敗しないためのポイントなど)についてより詳しく知りたい方は、関連ガイド記事もあわせてご参照ください。

本テーマに関する全体ガイドは、以下の記事をご覧ください。

▼全体ガイドの記事
・レガシーシステムリニューアルの完全ガイド

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執筆者プロフィール
張田谷凌央
張田谷凌央

株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。

 

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