Domoは国内外の2,600社以上が活用する実績あるBIプラットフォームですが、その機能を最大限に引き出すためには、適切な導入パートナーの選定が成否を大きく左右します。KPI設計からデータ連携、ダッシュボード構築、定着化支援まで、Domoの特性を深く理解したパートナーと組むことで、導入後の成果創出スピードが格段に向上します。一方、パートナー選びを誤ると、作ったダッシュボードが現場に活用されない「導入しただけ」という状況に陥るリスクがあります。
本記事では、Domo導入を検討している企業のご担当者様に向けて、信頼性の高い開発会社・ベンダー6社を厳選してご紹介します。各社の特徴や強み、実績を詳しく解説しますので、自社のニーズに合ったパートナー選びの参考にしてください。
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▼全体ガイドの記事
・Domo導入の完全ガイド
Domo導入パートナー選びの重要性

Domoはノーコード・ローコードで直感的に操作できるツールですが、企業の複雑なデータ基盤に接続し、組織全体でデータ活用文化を根付かせるためには、経験豊富なパートナーのサポートが欠かせません。パートナー選びの段階で手を抜くと、プロジェクトの方向性がズレてしまい、後から修正に多大なコストが発生するケースもあります。
適切なパートナー選定が成否を分ける理由
Domo導入において、パートナー選定が成否を分ける理由は主に3つあります。第一に「KPI設計の質」です。優れたパートナーは、単にダッシュボードを作るだけでなく、貴社のビジネス課題を深く理解した上で、意思決定に直結するKPIを設計する能力を持っています。KPI設計が不適切だと、いくら美しいダッシュボードを作っても意思決定に役立てられません。第二に「データ連携の技術力」です。オンプレミスの基幹システムや独自データベースとの連携には高度な技術力が必要であり、経験不足のパートナーではデータ品質の問題を解決できず、プロジェクトが頓挫することがあります。第三に「定着化支援の有無」です。Domo導入プロジェクトで最もよく見られる失敗パターンは「作ったが使われない」という状況です。優れたパートナーは、トレーニング設計から社内推進者の育成まで、定着化まで一貫して支援する体制を持っています。
発注前に確認すべきポイント
Domo導入パートナーへの発注前に必ず確認すべきポイントとして、まずDomo公式パートナープログラムへの認定有無があります。Domoは認定パートナー制度を設けており、認定を受けたベンダーは最新の機能トレーニングや導入ベストプラクティスを習得しています。次に、自社と同業種・同規模の導入実績を複数持っているかを確認します。業種特有のKPIや規制要件への対応経験は、プロジェクトの効率化に直結します。また、担当エンジニアのDomoスキルレベルと資格保有状況、プロジェクト管理体制(PM・PMOの配置)、リリース後の保守・運用サポート体制の3点も確認が欠かせません。これらを書面で確認し、提案書に明記させることが重要です。
株式会社ripla|コンサルから開発まで一気通貫で支援

riplaは、コンサルティングから開発まで一気通貫で支援できる企業です。IT事業会社として社内DXを推進してきた経験を活かし、ビジネスへの成果創出とシステムの定着支援に強みがあります。営業・顧客・生産・販売管理など、幅広い基幹システムの構築・導入実績があり、企業の業務要件に合わせて柔軟に対応できる体制を整えています。
特徴と強み
riplaの最大の強みは、ビジネス課題の整理から要件定義、KPI設計、データ連携構築、ダッシュボード開発、定着化支援まで、Domo導入プロジェクトのすべてのフェーズを自社チームで完結できる点です。コンサルティングとシステム開発の両方に精通しているため、「ビジネス側の要望をシステムに落とし込む力」が特に評価されています。IT事業会社としての実践経験から、現場で実際に活用されるダッシュボード設計のノウハウを豊富に持っており、「見た目はきれいだが使われない」という失敗を防ぐ支援を提供できます。また、プロジェクト規模や予算に応じた柔軟なプラン設定が可能で、スモールスタートから全社展開まで、各企業のフェーズに合わせた支援を行います。
得意領域・実績
riplaは製造・小売・サービス業を中心に、営業管理・在庫管理・顧客分析など多彩な領域でのDomo導入支援実績を持ちます。基幹システムとのデータ連携構築から、経営ダッシュボード・現場向けオペレーションダッシュボードの開発まで幅広く対応しています。特に「データ活用の文化がまだ根付いていない企業」へのハンズオン型支援に定評があり、導入後の社内定着率の高さが多くの顧客から評価されています。初回相談から見積もり提示まで対応が迅速で、スモールスタートの相談も歓迎しています。
アンダーワークス株式会社|2017年からのDomo専門パートナー

アンダーワークス株式会社は、2017年よりDomoの販売パートナーとして多くの企業への導入支援実績を持つ、国内でも有数のDomo専門ベンダーです。マーテック(マーケティングテクノロジー)領域を中心としたデジタルトランスフォーメーション支援に強みを持ち、Domo自体も自社のBI基盤として活用しています。
特徴と強み
アンダーワークスは2017年から一貫してDomoパートナーとして活動しており、国内でも長い導入支援の歴史を持ちます。小規模導入(25ユーザー)から大規模導入(1,000ユーザー以上)まで多様な規模での実績があり、どのフェーズの企業でも適切な支援体制を組めることが強みです。マーケティングデータの統合・可視化領域での専門性が高く、広告データ・CRMデータ・Web解析データを一元管理するダッシュボード構築を得意としています。また、Domopalooza Japan等のDomo公式イベントにも積極的に参加し、最新情報をキャッチアップしています。
得意領域・実績
アンダーワークスの得意領域は、マーケティング部門向けのDomo活用支援です。広告費・売上・顧客データを横断分析できるマーケティングダッシュボード構築、広告代理店や小売業でのデータ可視化、EC企業での売上分析基盤整備など、マーケティング領域の豊富な実績を持っています。また、KPI設計の段階からビジネスコンサルタントが参加し、ビジネス成果に直結するダッシュボードを設計する力があります。初期導入後の運用改善・機能追加対応も継続的にサポートしており、長期的なパートナーシップを重視した支援スタイルが特徴です。
SCSK株式会社|総合ITサービスの強みを活かした大規模導入

SCSK株式会社は2019年9月にDomoの国内代理店契約を締結し、以来Domoのライセンス販売から導入コンサルティング・システム構築・運用サポートまでを一貫して提供する総合ITサービス企業です。住友商事グループのITサービス会社として、大企業向けの大規模システム導入に豊富な実績があります。
特徴と強み
SCSKはDomoのライセンス代理店でもあるため、ライセンス調達から導入支援、保守・運用まで一社でまとめて対応できる点が大きな強みです。特に大規模エンタープライズ企業向けの導入において、SCSKが持つ基幹システム(ERP、CRM)との連携実績とインフラ整備のノウハウが強力な優位性を発揮します。またDXを推進させるデータ活用においては「カルチャーの変革」が重要と自社でも発信しており、単なるツール導入に留まらない組織変革支援の視点を持っています。セキュリティ対応・コンプライアンス対応が厳格に求められる金融・保険・医療業界でのDomo導入実績も豊富です。
得意領域・実績
SCSKはBI領域において多くの導入支援実績を保有しており、Domo導入においても大手製造業・流通業・サービス業を中心に幅広い実績を誇ります。特にSAPやOracle、SalesforceなどのエンタープライズシステムとのDomo連携プロジェクトに多数の知見があり、複雑なデータ連携要件を持つ企業にとって頼もしいパートナーです。Domopalooza Japan 2022にも参加しており、Domoエコシステムとの関係を深め続けています。大規模プロジェクトのPMO支援や、グローバル展開を視野に入れた多言語・多通貨対応のダッシュボード構築でも実績があります。
富士通株式会社|世界初の協業パートナーとして豊富な実績

富士通株式会社は2015年9月に米Domo社と世界初の協業関係を締結した、Domo導入支援において最も長い歴史を持つパートナーのひとつです。「FUJITSU Intelligent Data Service Domo」として、Domoのライセンス提供から導入コンサルティング、テンプレート提供まで包括的なサービスを展開しています。
特徴と強み
富士通のDomo導入支援の最大の特徴は、100種類を超える豊富な業種別・用途別のマーケティングテンプレートを提供している点です。EC・通販業、サービス業、メディア業など幅広い業種向けのテンプレートを活用することで、導入期間の短縮とコスト削減が実現できます。また、既存システムとDomoプラットフォームとの接続技術支援、各部門・社外から収集したデータの加工・変換・結合の技術支援など、サービスの導入から運用サポートまでワンストップで提供しています。日本国内の大企業・官公庁向けシステム導入の豊富な実績から、コンプライアンス要件や複雑な組織体制にも対応できる体制を持っています。
得意領域・実績
富士通は特にデジタルマーケティング領域でのDomo活用支援に強みを持ち、マーケティング部門での広告効果測定・顧客分析・売上予測ダッシュボードの構築実績が多数あります。EC・通販業界でのサイト分析・購買分析、メディア企業でのコンテンツパフォーマンス管理など、デジタルビジネスを展開する企業向けの導入実績が豊富です。また、富士通は自社の社内DXにもDomoを積極活用しており、自社での活用ナレッジを導入支援に還元しています。大規模プロジェクトから中小規模まで、企業の規模や業種に合わせた柔軟な対応が可能です。
株式会社NDIS|Domo専門の深い知見と手厚いサポート

株式会社NDISは、Domoに特化したBIソリューション提供を専門とする企業です。「クラウド型BIプラットフォーム Domo」のパートナーとして、KPI設計からダッシュボード作成の初期導入だけでなく、その後の運用支援・マニュアル作成・ユーザートレーニングまで、継続的なサポートに強みを持っています。
特徴と強み
NDISはDomo専門企業として、Domoに関する豊富な知識と実践ノウハウを持ちます。「BIツールの導入への準備や手順」「Domoの使い方」「Domoの料金・価格体系」など、Domoに関する包括的なナレッジを自社ブログで積極的に発信しており、そのコンテンツの深さがDomoへの専門性の高さを示しています。KPI設計のコンサルティング、ダッシュボード構築、ユーザートレーニング、マニュアル作成、新規ユーザー向け研修など、導入後の定着化支援に特に力を入れています。BIツール導入経験がない企業でも安心して進められる、丁寧なハンズオン型の支援が評価されています。
得意領域・実績
NDISはBIツール初導入企業や、データ活用の文化がまだ醸成されていない企業への支援を得意としています。建設業・製造業を含む幅広い業種でのDomo導入実績があり、業種特有のKPI設計にも対応しています。特に「BIツールを導入したいが社内にデータ活用の知識がない」「ダッシュボードを作っても定着しなかった経験がある」という企業からの相談が多く、丁寧なサポートで定着化を実現した事例が多数あります。クラウド型BIプラットフォームとしてのDomoの最新機能も積極的に習得し、顧客に還元しています。
日立ソリューションズ・クリエイト株式会社|データサイエンティストを擁するBI専門部隊

日立ソリューションズ・クリエイト株式会社は、日立グループのITサービス会社として、BI・EDI・ETLを活用したデータ利活用の豊富な実績を持つ企業です。Domo導入に際しては、データサイエンティストを含む経験豊富なエンジニアが要件定義から開発、保守までワンストップでサポートする体制を整えています。
特徴と強み
日立ソリューションズ・クリエイトの強みは、データサイエンティストがプロジェクトに参画する点です。Domo導入の技術的な支援だけでなく、データ分析設計や機械学習モデルとの連携まで含む高度なデータ活用基盤の構築が可能です。ETL(データ加工・統合)領域での深い専門知識により、複雑なデータ変換・統合処理が必要なプロジェクトでも高品質な成果物を提供できます。日立グループとして製造業・インフラ業・公共機関向けシステム開発の長い歴史を持ち、大規模プロジェクトのガバナンス体制構築にも精通しています。
得意領域・実績
日立ソリューションズ・クリエイトはBI・EDI・ETLのデータ利活用領域において長年の実績を持ち、Domo導入においても製造業・建設業・公共機関を中心に支援してきました。特に、既存の基幹システムやデータウェアハウスとDomoの連携構築、複数のデータソースを統合したデータパイプラインの設計・構築を得意としています。データサイエンティストが参画することで、Domoのダッシュボード活用に留まらず、将来的な予測分析・AI活用を視野に入れたデータ基盤設計も提案できることが大きな差別化ポイントです。
Domo導入パートナー選びのポイント

6社のご紹介を踏まえ、Domo導入パートナーを選ぶ際に押さえるべき重要ポイントを整理します。価格だけで判断するのではなく、自社のニーズと各社の強みのマッチングを総合的に評価することが、成功するパートナー選定の基本です。
実績と経験の確認方法
パートナー選定において最も重要なのが実績の確認です。Domo導入の具体的な件数と業種を確認し、自社と類似するプロジェクトの事例を詳しく聞くことをお勧めします。「何社導入しましたか?」という質問に加えて、「自社と同じ業種・規模での導入実績はありますか?」「失敗したプロジェクトはありましたか?その原因と対処法は?」といった踏み込んだ質問が、パートナーの実力を見極める上で有効です。また、導入事例のユーザー企業に直接話を聞ける機会を提供しているかどうかも、信頼性を評価する指標になります。
技術力と専門性の評価
Domo導入パートナーの技術力を評価する際は、担当エンジニアのDomo認定資格保有状況、データ連携・ETL処理の技術力、DataFlow・Magic ETL等のDomo固有機能の習熟度を確認することが重要です。また、自社の既存システム(SAP・Oracle・Salesforce・kintoneなど)との連携実績があるかどうかも、技術力の評価指標になります。提案の質も技術力を見る上で参考になります。「クレジット消費量を最適化する設計ができているか」「データ更新頻度の設計が適切か」「将来的なスケールアップを考慮した設計になっているか」といった視点から提案内容を評価することをお勧めします。
プロジェクト管理体制の確認
Domo導入プロジェクトを成功させるためには、パートナー側のプロジェクト管理体制も重要な評価軸です。専任のプロジェクトマネージャーが配置されるか、定例会議の頻度と報告体制はどうなっているか、課題・リスク管理のプロセスはあるか、変更管理(スコープ変更時のプロセス)はどうなっているかを確認することを推奨します。また、リリース後のサポート体制として、問い合わせ窓口の対応時間・対応速度、定期的な改善提案の有無、ライセンス更新時の価格交渉支援なども確認しておくべき項目です。短期プロジェクトで終わらせず、長期的なパートナーシップを見越した選定眼が、Domoの投資対効果を最大化する鍵となります。
まとめ
本記事では、Domo導入でおすすめの開発会社・ベンダー6社と、パートナー選びのポイントを解説しました。ripla(コンサル〜開発の一気通貫)、アンダーワークス(Domo専門の長期実績)、SCSK(エンタープライズ大規模導入)、富士通(テンプレート活用・デジタルマーケ)、NDIS(Domo専門のきめ細かいサポート)、日立ソリューションズ・クリエイト(データサイエンティスト擁する高度分析)と、各社それぞれに特色があります。貴社のプロジェクト規模・業種・予算・社内のデータ活用成熟度に合わせて、最適なパートナーを選定することが成功への第一歩です。まずは複数社への相談・見積もり依頼から始め、提案内容を比較検討することをお勧めします。
▼全体ガイドの記事
・Domo導入の完全ガイド
株式会社riplaでは、IT事業会社出身のプロフェッショナルが「Impact-Driven型支援」を通じて、プロダクトやシステムの納品・提供を目的とせず、お客様と同じ目線で、事業成果の達成をゴールとして、高品質なDX/開発支援をいたします。

また「Boxシリーズ」による、受発注管理・在庫管理・配送管理・業務システム・生成AI・SaaS・マッチングサイト・EC・アプリ・LINEミニアプリなどの標準機能の高速開発と、AI駆動開発の独自フレームワーク「GoDD」を活用することで、低コスト・短期間でのスクラッチ開発を実現いたします。

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株式会社ripla 代表取締役CEOとして、システムパッケージ活用、システム開発、データ分析、生成AI活用、SaaS開発、アプリ開発、EC構築など、幅広い領域で企業のDX推進と事業成長を支援している。IT事業会社出身のプロフェッショナルが集う株式会社riplaにおいて、「Impact-Driven型支援」を掲げ、単なるシステム納品にとどまらず、クライアントと同じ目線で事業成果の実現に向けた伴走支援を行う。早稲田大学卒業後、ラクスル株式会社、LINEヤフー株式会社にて事業開発やDX推進などに従事した後、株式会社riplaを創業。
